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セブの街中で出会ったいい人エピソード3選

フィリピンというと、「治安が悪い」「外国人はぼったくられる」「スリや泥棒だらけ」のような悪いイメージを持ってしまう人、正直多いのではないでしょうか。

ですが、セブに長年暮らしている私自身は、幸い街中で危ない目に遭ったことはありません。
在住していると観光地には行かなくなるのもあるでしょうが、犯罪ではないけどいわゆる「ぼったくり」にあうこともほとんどありません。

 

フィリピン留学を紹介する立場の人間として、犯罪に巻き込まれるわけにはいかないので、特別注意しているため、というのもあると思います。
私が心がけているのは、お金を持っていることをアピールしない、儲け話には安易に近寄らない(報道されるような犯罪に日本人が巻き込まれる例はビジネスと女性関係が原因であることがほとんど)、現地の人を馬鹿にしたりお金を貸したりしない夜の街やスラム等には行かない、深夜や人通りの少ない場所ではタクシー移動する、などです。

一方、同じセブ在住の日本人でも、夜遊び大好きな人や儲け話に積極的に絡んでいく人は、色々とカオスな目に合っている方もいるようです。

 

マニラ等の大都市と比べてセブはのんびりしていますし、タクシーの運転手や観光地の客引きすら、そこまで強引な人は少ないです。基本良い人、フレンドリーな人が多く、見ず知らずの外国人にも親切にしてくれる方がたくさんいます。

今日は、私がセブの街中で出会った良い人のエピソードを3つ紹介したいと思います。

 

ジプニー乗客の連携プレー

ジプニーとは、現地の人が主に通勤や通学に使っている乗り合いバスです。

風通しのよい屋根付きの軽トラ位のサイズのバンに、10~20人ほどの乗客が乗り合えるようになっていて、決まったルートを走行し、ルート上であれば大体どこでも乗車・降車が可能なので、便利な反面、セブの渋滞の大きな原因ともなっている乗り物です。

 

 

このジプニー、停留所や時刻表や料金表も無く、現地を知らないうちは乗り方が難しいですし、人が密集する暗い車内でスリなどが発生することもあるので、留学生にはお勧めしていない語学学校が多いです。
私も、ジプニーに乗ることはあまり多くなく、乗るとしても「夜の利用は避け」、「知らない街や貧しい地域を走るルートには乗らない」「綺麗な恰好をしている時や大きなお金を持っている時は絶対乗らない」ようにしています。

 

ですがある時、仕事で出かけた先でどうしてもタクシーがつかまらず、仕方なく長い距離を走るジプニーに乗ったことがありました。

ジプニーは初乗り8ペソ(約18円)ですが、長距離を乗ると9~15ペソなど高くなることがあるので、目的地近くで運転手さんに乗った場所を伝えていくら?と聞くと、この運転手さん、少し考えて「…50ペソ」と言ってきました。

30分以上乗ってはいましたが、この金額はおかしい(高すぎる)と思ったのですが、私が反論する間もなく、すかさずジプニーに乗っていた他の乗客数名から「そんなわけないやん」「あかんあかん、ちゃんと本当の値段言いな」とツッコミが入りました。(英語かセブアノという現地の言葉だったと思いますが、関西弁に聞こえました笑)他の乗客もそうだそうだと合いの手をいれてくれます。


運転手さんはどう反応するかと顔を見たら、「あちゃ~」という表情で苦笑しながら、「ごめん、本当は12ペソ」と素直に謝ってきました。私も拍子抜けして、「いいよ、ありがとう、みなさんもありがとう!」と言って正規の料金を払い、気持ちよく降りることができました。

乗客の皆さん、少額とはいえ外国人が騙されるのを見てられない、恥ずかしい、と思ってくれたんだと思います。

 

他にも、運転手さんがジプニーの後部にある乗り口を良く見ずに急発進してちょうど乗ろうとしていた私がそこから落ちそうになったとき、乗り口両端に座っていたフィリピン人男性(多分知らない人同士)が素晴らしい反射神経でとっさに私の両腕を支えてくれて、事なきを得たこともあります。

あんなふうに躊躇なく他人を助けてくれる人達がいなかったら、後頭部から落ちていたかもしれません。

 

ジプニー上での軽犯罪(携帯をすられた、カバンに穴をあけられてお財布を取られた等)は実際に留学生の方にも起こっているため、ジプニー利用自体は誰にでもお勧めできるものではありませんが、悪い人もいればよい人も普通にたくさんいる、ということが伝えられたら、と思います。

 

街中で貧血を起こした時

数年前のことですが、セブ・ITパークの路上で、人生最大の貧血を起こして動けなくなったことがありました。

涼しい屋内から路上に出て少し歩いたところで、突然目の前が暗くなり、身体が冷たくなって、意識は飛ばないものの一歩も歩けないような状態になりました。

そんな経験をするのは初めてだったので、恐怖を感じながらうずくまったとたん、ほんとに四方八方から一気に人が集まってくる気配を感じました。

その気配にパニックになりつつ半ば無意識にカバンを守ろうと抱えていたら、集まって来た人は口々に、心配して「救急車呼ぶ?」「日陰に移動しようか?」「だれかに連絡する?」と声をかけてくれていて、ほっとすると同時に一番にカバンを守った自分が恥ずかしくなりました。

複数の人が支えてくれて道脇のベンチへ座らせてくれ、そのうちの一人、若いフィリピン人の学生さんらしき女性に「貧血なので少しじっとしていたら大丈夫」と伝えたところ、「貧血ならこれをかぐといいよ。」と手渡されたのがこれ。White flower oil(白花油)の入った小瓶です。

 


彼女は私の不安を払うためか、目の前で自分でそのオイルをかいでから、私に差し出します。

恐る恐るかいで見ると、ハッカのような香りで、着付け薬のような効果があるのか、ひとかぎでかなりスッキリして視界がしっかりしたので驚きました。

これすごいね、というと、このオイルはフィリピンでは頭痛や貧血の定番療法で私はいつも持ち歩いてる、家にも一杯あるからあげるよ、といって私に小瓶を渡し、さっそうと立ち去りました。断る間もなく、お礼をいうのが精いっぱいでした。

他にも集まってくれた人は皆自然で、さりげなく優しくて、すごく感動したのを覚えています。

結局貧血は、睡眠不足で空腹なところに強烈な日差しを受けたことから来たような感じで、それ以後はそれほど頻繁には起こっていませんが、このオイル、調べてみると虫刺されや肩こりにも効く万能エッセンシャルオイルだそうで、フィリピン以外に台湾などでも定番のハッカオイルだそうです。今の時期はマスクに塗ることもでき、色々な用途で大事に使っています。

 

野良犬から助けてくれた若い女性

これはつい最近、コロナが始まってからのことです。

近所に公園があり、そこには野良犬がいました。セブの野良犬はおとなしく、ご飯をくれる人には寄っていくけれど、自分から積極的について行ったりはしない、日光浴しながらだらーんと寝ているだけのことが多く、今まで野良犬と接する機会などほとんどありませんでした。

ですがその日、私はチキンの丸焼きをお持ち帰りで持っていて、思いっきり野良犬と目が合ってしまいました。

 

セブの路上で炭火でぐるぐる回しながら焼いているローストチキン。絶品です!

 

すると野良犬は何を勘違いしたのか、テンション高めに私に寄ってきて、チキンの袋を鼻でつつき始めました。

おとなしい野良犬ばかりのセブで、そんな風に絡んでこられるのは初めてで、かなり怖かったです。

後から考えれば、チキンの袋を投げ捨てればよかったと思いますが、焦ってしまいそのときは思いつかず、どうしていいかわからないまま小声でシッシッと追い払おうとしましたが犬はしっぽを振って私のスカートを甘噛みしてきます。

 

思わず「イヤ~」と声が出た時、ちょうど横を通りかかった若いカップルの女性が「遊んでるの?」と聞いてきました。「ううん、困ってるの!」と言うと、女性は冷静にあたりを見回し、道端に生えていた猫じゃらしのような雑草を引き抜いて犬の鼻先で揺らし始めます。その流れるような動作に見とれていると、女性が「今のうち、離れて!」と小声で私に言いました。相当犬慣れしている様子ですが、私のためにその女性が噛まれたりしては大変なので躊躇していたところ、「大丈夫だから、早く!」と彼氏さんにも促され、急いで10数メートルほど離れました。

遠くから見ていると、野良犬は雑草に見事に気を取られ、私の方を見もせずに女性に誘導されるまま公園の外に走り去っていきました。

 

もうこのときの女性はヒーローにしか見えず、ものすごく格好良かったです。

遠くからお礼を言いたくて、でもコロナで大声は控えたいし、マスクもフェイスシールドもしているので表情も見えないと思って、女性に向かって手を振ってから全身でお辞儀+顔の前で手を合わせる(ナマステみたいになってしまい、日本人ぽくは無かったかも)と、女性も笑顔でナマステ返しをしてくれました。

自分の危険を顧みず、スマートに助けてくれた彼女には本当に感謝しています。

 

他にも、タクシーで落とした財布が戻って来た話や、同僚の盗まれた携帯が無事に家に届けられた話などもありますが、それはまたの機会に紹介します!

フィリピン・セブ島留学をする方には、犯罪に合わないように気を付けてもらうことは必要ですが、現地の人の、日本人とはまた違ったフレンドリーな優しさを実感する機会もきっとあることを願っています!

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