フィリピン留学のパイオニア留学ウェブダイレクト
電話番号(受付時間)平日11時~19時 土12時~15時

フィリピン・セブ島の新型コロナ規制について【2022年秋】

2022年9月、フィリピン・セブ島留学もいよいよ再開し始めています。
そこで今日は、実際にセブ島留学へ出発する前に知っておきたい、今現在のセブ島現地の様子をご紹介します。

 

フィリピン入国条件について(2022年9月時点)

2022年9月現在、観光や語学留学で日本人がフィリピンに入国する場合の条件は以下の通りです。

 

・新型コロナウイルス感染症のワクチン(フィリピンに承認されているファイザー・モデルナ・アストラゼネカ等)の接種を2回もしくは3回以上済ませた接種証明書(海外渡航用のもの)を提示できること

 

・【ワクチン2回までの方のみ】出国前48時間以内に実施したRT-PCR検査の陰性証明または出国前24時間以内に医療機関で実施した抗原検査の陰性証明書

 

・フィリピン入国時にパスポート残り有効期間が6ヶ月以上あること

 

・フィリピン入国時に、入国から30日以内にフィリピンから出国する航空券やその予約確認書(日本に帰るものや他の国に行くもの)を持っていること(31日以上滞在する方は現地で復路の日程変更が必要)

 

・フィリピンへ出発する72時間前~4時間前までにフィリピン政府検疫局のOne Health Pass e Arrival Card (10月より名称変更)へオンラインで個人情報の登録や接種証明書のアップロードを行い、完了後のQRコードを必要に応じて提示できること

 

※留学ウェブダイレクトで語学留学をお申込みいただいた方には、ご出発前にe Arrival Cardの登録方法について詳しくご案内する資料をお渡しします。
※2022年10月時点の情報です。実際に渡航する前には関係機関等で最新の入国条件をご確認下さい。

 

つまり、日本でワクチンを3回受けていれば、フィリピン入国前や日本帰国前のPCR検査や隔離は不要で渡航できます。
航空券やパスポート期限の条件を満たし、事前のe Arrival Card登録などが必要なことを除けば、コロナ前とあまり変わらない状態で渡航できるようになりました!

 

屋外でのマスク着用義務撤廃と実際の様子について

フィリピンでは2020年4月から2年以上にわたり、法律として公共の場でのマスク着用義務が課されていました。これは東南アジアではかなり厳しい措置です。

ですが、今年2022年9月12日からは、ようやく「屋外で混雑していないよく換気された場所ではマスクの着用義務を撤廃する」ことがフィリピン政府から発表されました。
ただし、一部地域ではまだ着用義務や違反時の罰金があり、今後感染者数が増加すれば再度全員着用必須に戻る可能性もあるとのことです。

 

そしてフィリピンでは自治体やお店などの施設が独自に、立ち入る人に対してマスク着用を条件として課すこともできます。
実際、9月12日以降に行ったセブ市のショッピングモール敷地内では屋外であってもマスク着用は必須でした。
フィリピンのショッピングモール入り口前にはゲートがあり、マスクしていないとそこで警備員に止められます。

モール以外でも、セブ市中心部で見る限りは、道行く人の80%以上がマスクをしている印象でした。

今はまだ撤廃から数日しかたっていないので、これは今後また変わってくるかもしれません。


ちなみに、セブ市と隣接していて境目がわかりにくいマンダウェ市では、法律上の問題で着用義務撤廃が市のルールに反映されておらず、「不着用でつかまると罰金」のルールがまだ生きています。

一方田舎に行くほどマスクの着用率は低い傾向があり、ローカルな場所では誰もマスクをしていない、ということも普通にあります。


留学生の方やセブ島に観光に来る方も、ショッピングモールや公共施設、お店などに入る際にマスク着用が求められることはまだまだありますし、屋外であってもマスク着用が自治体や施設によってルールとして定められている場合もありますので、一応常にマスクをしておいた方がまだ安全ではあると思います。

 

フィリピンの掲示を貼り換えない傾向について

フィリピンでは以前、フェイスシールドの着用義務も課されていた時期がありましたが、昨年2021年11月には撤廃されています。
今は医療施設や極端に混雑する場所の警備員以外は、誰一人としてフェイスシールドをしていません。
にもかかわらず、いまだにいろんな施設でこの表示を見かけます。

 

フェイスマスクとフェイスシールド着用のお願い


フェイスシールド着用義務撤廃から、もう10ヶ月も経つんですけど…?

 

フィリピンでは、こういう、一度作った掲示をなかなか変更しない、ということがすごく多いです!
掲示側もお客側もあまり気にしてないんですよね。

 

私がセブで古い「フェイスシールドを着用してください」という掲示を見る度に連想するのは、「クリスマスが終わっても1月下旬までクリスマスツリーや飾りを片付けないフィリピンの人たち」です。
ほんとに片づけないんですよ、皆さん…。

なので、もしセブ島の施設やお店で「フェイスシールドを着用してください」と書いてあっても、「本当に着用しないといけないとは限らない」場合が多々あるので、周りのお客さんなどを見て判断したりする必要があります(笑)。

セブ島留学や観光の際に覚えておいてください!

 

現地で購入できるマスクの種類や値段

フィリピン・セブ島でも、コロナ発生直後の一時期はマスクの価格が高騰したことがありました。

下は、2020年4月に売られていた箱マスク(50枚入り)の写真。

 

マスク50枚で1400ペソ(約3500円)です! 手前側に写っているのはビニール手袋です。
このころは、不織布マスクは高いのでみんな布マスクをしていました。
同じ時期、日本の友達は日本では箱マスクは3000円から6000円くらい、と言っていたので、ちょうど日本もフィリピンも同じタイミングで高騰していた感じです。

 

それが、2022年の今では50枚で100~150ペソ(約250~375円)です。

 

 

また、台形?の立体的なマスク(中国と韓国製が多い)もあります。

 

 

こちらは10枚で100ペソ(約250円)くらい。
Lazadaなどフィリピンのネット通販で大量購入すると、50枚100ペソ以下でも買えます。

 

日本の国産マスクに比べると質は落ちると思うので、フィリピンに来る時にある程度は持参しておいた方がよいですが、質にこだわらなければ現地でもマスクの追加購入は可能と考えておいて良いと思います。

 

現地で購入できるアルコールの種類や値段

アルコールについては、セブ島でもほんの一時期は品薄だったこともありましたが、日本ほどアルコールが買えない時期は長くなく、現在も普通のスーパーや薬局、コンビニ等でいろいろな種類のアルコールが買えます。

 

大体250ml入りが50ペソ(約125円)前後、500ml入りが100ペソ(約250円)前後でしょうか。

 

 

持ち歩きに便利な小さいサイズ(20~40ペソ)、香り付きや保湿成分入りのものもあります。

 

たまにすっごく臭い(香りがキツイ)ものもあります。
個人的に私がよく買っているのは、上の写真の左下に写っているGreenCrossの保湿成分入りのものです。
香りもきつくなく、手が荒れにくいので迷ったら試してみてください!

 

なお、アルコール入り除菌シートは少なめです。セブ島でも一部のお店で買えることはありますがサイズや種類が日本ほど豊富ではない印象です。
日本で除菌シートをよく使っていた方は、持参した方が良いかもしれません。

 

新型コロナ感染者数などの情報

現在のところ、フィリピン・セブ島の感染者数はとても落ち着いています。
最後の波(感染のピーク)は2022年1月でしたが、今はフィリピン全体でも1日の新規感染者は2,000人前後となっています。(日本は先月まで1日20万前後、今も1日8~10万人とかですね)

 

こちらの記事「フィリピン・セブの新型コロナ対応と最新状況」で、毎週の新型コロナ感染者数などを紹介しています。

 

まとめ

日本の報道などを見ていると、外国ではもう誰もマスクをしていない、というようなことを聞くことも多いですが、フィリピンへ留学に来てみると、意外とまだまだ皆がマスクしていると感じることが多いのではないでしょうか。

フィリピンはアジアの中では新型コロナ規制が厳しい国で、日本と同様マスクの着用率もかなり高かったですが、先日やっと屋外でのマスク着用義務が緩和され、観光客も少しずつ増えてきました。
セブ島でも新しいホテルやレストランが続々オープンし、街で留学生を見かけることも多くなってきて、いよいよ国境が開かれていることを実感しています。

 

本日お届けしたのは2022年9月現在の情報で、また時間とともに状況は変わっていくかと思いますが、年内にフィリピン・セブ島へ観光や留学に来る方は、現地の雰囲気等を知る参考にしていただければと思います!

資料請求や留学相談は以下のメニューよりお気軽にお問い合わせください。

ページトップ