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セブ島の気候や台風、おすすめの服装や注意点について

こちらの記事では、セブ島留学の準備で重要な要素、服装について、現地の気候の概要とともに、注意点などを詳しくご紹介します!

 

セブ島の気候

フィリピンの気候とひとことにいっても、北部にある首都マニラと中部のセブ島ではかなり大きな違いがあります。

セブ島の気候は、1年を通して30度前後の温暖な気候です。こちらが年間の平均気温。

見事に常夏の気候ですね。

 

(参照:https://www.timeanddate.com/

 

私はセブに7年以上住んでいますが、体感的にも「4月から5月が一番暑く、12月から1月あたりが涼しい時期」だと思います。

 

3月の後半から5月あたりは暑くて電気代も上がる傾向はありますが、日本の夏に比べて蒸し暑さは控えめで、同じ気温でもセブのほうが過ごしやすく感じます。晴天の日も多いので、ダイビングやマリンスポーツには良い時期です。

 

一方1月の夜などは25度以下になることもあり、暑さになれたセブの人は寒いと感じる日もあります。日本の方には過ごしやすく、勉強もしやすいかもしれません。ただ曇りの日も多くなるので、私は暑い時期のほうが好きです。

 

乾季と雨季

雨季と台風についてはセブ島は恵まれていて、「雨季であってもマニラのように長雨が続くことは少ない」「8~10月の台風シーズンでも、フィリピンの他の地域に比べて台風の被害はほとんどない」ということがよく言われています。

 

フィリピンの雨季は一般的には6月~12月と言われていますが、セブ島ではあまりはっきりとした雨季という感じがなく、雨季でも雨のない日が何日も続くことがありますし、乾季に雨が続くこともあります。

ちなみにこちらは過去10年のセブ島の月別平均降水量。最も雨が少ない4月を除き、あまり大きな差はありません。

 

(参照:https://www.timeanddate.com/

 

比較のためにフィリピンの首都マニラの月別平均降水量を見ると、乾季・雨季の違いがはっきりと分かれていて、雨季の降水量がセブの2倍ほどあります。

 

(参照:https://www.timeanddate.com/

 

ですので、セブ島留学をする場合は、あまり雨季を避けるということは考えなくても良いかと思います。

 

台風について

みなさんは、日本のお天気ニュースで、よく「フィリピンの東海上で生まれた台風○号は…」と言っているのを聞きませんか?

そうです、フィリピンは台風が生まれる場所なんです。

ですがまだ台風が小さいうちに、セブ島よりも上の方を駆け抜けていくことが多いです。8月から10月は、それが成長しながら日本に向かっていきます。(フィリピンにいるとたまに申し訳ない気持ちになります)

日本へ移動する前に急速に成長した場合にセブ島の左上の位置にあるルソン島・首都マニラに被害を及ぼすことはあっても、極端に変わった進路をとらない限り、セブ島、とりわけ語学学校の多いセブ中部を直撃してくることはありません。セブに向かってきた場合も、生まれたての赤ちゃん台風でかなり弱いことが多いです。

なので、台風のシーズンにセブ島留学や旅行をしても、現地での生活に影響が出る可能性はあまり高くないと言えます。

ただし、日本の出発空港で、日本での台風の影響による飛行機の遅延等が起きることはありますので、その時期に日本の空港を利用する場合は、運航状況をしっかりチェックしましょう。


(追記:2021年12月の台風22号=フィリピン名Odettだけは例外で、めったにない進路をとり、セブ島を直撃してしまいました。30年に一度ともいわれる建物の被害や大停電が発生しましたが、コロナによる入国規制中のため幸い留学生の方への被害はありませんでした。)

 

はおりものの重要性(男女とも)

年間を通して30度前後ということで、基本日本の夏服でOKです。

ですが、セブでは学校の教室、ショッピングモール、タクシー、映画館等、とにかくエアコンが効いていることが多いです。南国では、「ギンギンに冷やすほどおもてなしになる」という感覚があり、クーラーの設定温度は17度などが普通です。

暑い外と涼しい屋内との温度差が激しいので、調整ができる長袖のシャツやカーディガンなどのはおりものはほとんどの留学生にとって必須かと思います。

 

ジーパン・スニーカーの是非(男女とも)

代表的なカジュアルファッションであるジーンズやスニーカーは、もちろんセブでも大活躍します。

ただ、4月や5月の一番暑い時期は、この2つは暑すぎてあまり着ない・履かないというパターンもありえます。

ジーパン以外に、短パンや膝丈くらいの薄めの素材のパンツがあれば重宝するかと思います。

 

スニーカーは、丈夫ですし状態の悪い道路を歩くときには重宝します。ですが突然の雨で道路がドロドロになったときに汚れやすかったり、通気性があまりなく暑くて履かなくなる例もあります。

ビーチサンダルよりも足を包む範囲が広い、クロックスのような通気性・保護性を両立した履物があると便利です。

 

ドレスコードのある場所で避けたほうが良い服装(主に男性)

セブでは5つ星ホテルやお洒落なレストラン、バーなどが日本よりもリーズナブルに楽しめることが多いです。

そういった場所では、ドレスコードが設けられていることがあり、「ビーチサンダル」「男性のタンクトップ」「男性のショートパンツ」などでの入場は断られることがあります。ただし、マクタン島のビーチリゾートなど南国感あふれる場所ではドレスコードがあってもあまり厳しくない傾向があります。

普段はTシャツ・短パン・ビーチサンダルで問題ありませんが、ちょっと良い場所へ出かける時用に、男性は「襟付きのシャツかポロシャツ」「長い丈のパンツ」「ビーチサンダル以外の靴」もあると便利です。

 

高級感のある場所以外には、移民局等の現地のお役所でも、「ビーチサンダル」「男性のタンクトップ」「男性のショートパンツ」は禁止です。

また教会などでも「(男女ともに)露出度の高い服装」は控えたほうが良いです。

 

細いヒールの靴や露出度の高すぎる服装は外出先を選ぶ(主に女性)

細いヒールの靴は、セブ島では履いていく場所が限られてしまいます。

道路の凹凸が激しく、場所によっては穴が開いていたり土が丸出しだったりするので、細くて高いヒールでは歩きにくいことこの上ないです。ぺたんこサンダルが重宝します。

ピンヒールを持っているフィリピン人女性も、目的地までタクシーや自家用車でのみ移動するような限られたシーンでの利用が多いと思います。

 

また、ビーチリゾートなら露出度の高いワンピースなども違和感なく受け入れられますが、都市部での日常生活で極端にセクシーな恰好は目立ちすぎることもあり、ナンパなど面倒も増えますので、できれば露出度の高すぎないカジュアルな服装を心がけたほうが、快適に過ごせることが多いように思います。

 

まとめ

Tシャツ、襟付きのシャツ、ショーパン、涼しい素材のロング丈パンツ、女性はワンピースやスカート、サンダル(できればビーチサンダルよりしっかりしたサンダル)、スニーカーとジーパン(季節や場所による)、そしてはおりもの、があれば大丈夫です。

「日本の夏の服装+歩きやすい靴+はおりもの」ですね。

晴れていても、急に激しいスコールが降ることもあるので、突然の雨に対応できる折り畳み傘もあると便利です。

 

なお、語学学校に多い洗濯サービスでは、毎日大量の洋服をひとまとめにざぶざぶ洗い、乾燥機やセブ島の強い日差しの下で乾かすので、劣化や色落ち、色移りが気になる高価な衣類や繊細な素材のものは、そもそも持って行かないか、自分で手洗いする方が良いかもしれません。

Tシャツやワンピースなどは現地でもリーズナブルなものが買えますので、長期滞在の方は現地で購入するのも楽しいかと思います。

留学準備の参考にしていただければと思います!

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