国民的人気ファストフード「ジョリビー」のオススメメニュー
フィリピンで一番人気のファストフードといえば、マクドナルドでもケンタッキーでもなく、中華系Chowking(チョウキン)でも串焼きチキン系Mang Inasal(マンイナサル)でもなく、ダントツでジョリビー(Jollibee)です。
セブには、本当にすべてのモールや地区にあるのでは?というくらい店舗もたくさんあるので、セブ島留学やフィリピン留学をする人は、一度は食べてみるのではないでしょうか。
まずはフィリピン人に人気のジョリビー定番メニュー3つを紹介します。
① 一番人気はフライドチキンと米のセット。グレイビーソースがついています。76ペソ(約166円)。
この組み合わせは、意外と美味しいです。
フライドチキンの味は、KFC(ケンタッキー)よりもライトで衣に甘みがあり、マクドナルドよりもクリスピー&ジューシー。
(フィリピンのマクドナルドには、定番メニューとしてフライドチキンがあります)
② 赤くて甘い、ジョリースパゲティ。単品で55ペソ(約120円)です。
柔らかい麺に、甘みのあるケチャップ味のソースなので、①は美味しいという日本人も、パスタは微妙という人が多いです。
③ ファストフードなのでバーガーもあります。シンプルなヤムバーガーは、マクドナルドよりも安くてソースが少し甘いフィリピン風の味付け。
このヤムバーガー、単品で39ペソ(約85円)と安いのですが、レタス一片さえも入っていない、潔いほどの徹底した野菜排除…。
(チャンプという少し高いバーガーにはトマトとレタスが入っています)
以上がフィリピン人に人気の3大メニューです。
私もフィリピンに来てからジョリビーには何度も行きましたし、メニューも一通り食べていますが、麺類やバーガーのソース、スープなどは味が濃い&甘すぎると感じてしまい、多くのフィリピン在住外国人同様、ファストフードといえばマクドナルド派です。
ですが、そんなジョリビーでも私が好きなお勧めメニューがあります。
ジョリビーに初挑戦する日本人の方には、ぜひ定番メニューよりもこっちを試して!と言いたいので、デリバリーしてきたお気に入りの商品を、1つずつ紹介しますね。
Burger Steak(バーガーステーキ)
初めて見たときはこの地味すぎる見た目に「何これ…?」と思ったんですが、美味しいんですこれが。
ハンバーグは、もちろん日本のハンバーグステーキとは別物です。
ハンバーガーのパティという感じでもありません。なんというか…、イシイのハンバーグから魚っぽさを抜いた感じというか、給食の安っぽいけど妙においしいハンバーグというか。
そこにマッシュルーム入りのグレービーソース(肉汁ソース)をかけて、スプーンでご飯と一緒にいただきます。
パンよりモソモソしないので、体調があまりよくなくても食べられます。
野菜がちょっとでも載っていたら完璧なんですけどね。
お腹持ちもいいので、私はジョリビーならコレをついつい食べてしまいます。
Tuna Pie(ツナパイ・オリジナル味)
ジョリビーには、ピーチマンゴーパイやブコ(ココナッツ)パイなどの甘いパイもありますが、私はこのツナパイをお勧めします。
半分に切って中身を見るとこんな感じ。
ツナのパサパサ感は全くなく、ホワイトソースがクリーミーで美味しいです。
ちょうどクリームコロッケの中身や、グラタンを春巻の皮に包んで揚げたような感じ。スパイシー味もありますが、オリジナル味の方が万人受けすると思います。
この日は、ジョリビーで好きな物だけを頼んだのですが、
・バーガーステーキとライスのセット 55ペソ(約120円)
・ツナパイとポテト、ドリンクのセット 98ペソ(約213円)
・セットのコーラをコークフロート(コーラにソフトクリームとチョコソースをトッピング)へアップグレード 33ペソ(約72円)
で合計186ペソ(約405円)でした。
ちなみに、ジョリビー(というかフィリピンのファストフード全般)には野菜が全然ないので、生野菜は自前で追加しました。
約400円で、ポテトとライスは残してしまうほどのボリュームになりましたので、やっぱりマクドナルドよりもリーズナブルですね。
一度ジョリビーでパスタやバーガーを食べて、イマイチ…?と思ってしまった方も、セブ島留学でジョリビーに初めて行く方も、上のメニューなら美味しいと思っていただける気がするので、試してみてください!
おまけ:
定番商品の写真をお借りしたジョリビーの公式フェイスブックページに上がっていたジョリビーの公式CM動画、「A Message From The Future」が、コロナ禍のフィリピン人の気持ちや未来への希望をうまく描いていました。
全編シンプルな英語で英語字幕もついているので、良かったら見てみてください。