フィリピン・ケンタッキーのオススメメニュー「チキンアラキン」

ここ最近、自分の中でフィリピンのファストフード再発見ブームが来ているようで、先日ジョリビーとマクドナルドを久々に食べ、それぞれ記事にしました。（『国民的人気ファストフード「ジョリビー」のオススメメニュー』『フィリピンのマクドナルド＆朝マックメニュー』）

次は何にしよう…と思っていると、ケンタッキー＝KFC（フィリピンではケーエフシーと呼ばれています）が「200ペソ頼んだら75ペソ割引＆デリバリー無料」のキャンペーンをやっていたので、迷わず頼むことに。

私がKFCを利用する時、2回に1回以上は頼んでいるお気に入りメニューがこちら、「Chicken a la King Rice Bowl（チキンアラキンライスボウル）」。単品で115ペソ（約250円）です。

「Chicken a la King」というのは、もともと「チキンのクリーム煮」という料理のこと。

料理名で検索するとこんな感じです。

KFCのチキンアラキンは、ライスの上に骨なしのフライドチキンとコーンが載っていて、クリームソースがかかっているのですが、このソースが美味しくていいのです。鶏肉のダシがきいた濃いめのクリームシチューのような感じでしょうか。

ちなみにマクドナルドにもチキンアラキンがありますが、チキンもアラキンソースも、KFCの方が断然美味しいと思います。

マクドナルドのチキン（フィレ）アラキン。こっちはソースが微妙です。

チキンアラキンだけでは200ペソに到達しなかったので、オリジナルチキンとコーラも注文。

フィリピンでフライドチキンを注文すると、自動的にライスとグレービー（肉汁）ソースがついてきます。

一度セブのKFCの店舗で、チキンとコールスローだけ食べたくてライスを断ったら、なんで！？大丈夫？とものすごく驚かれました。

きっとフィリピン人にとってフライドチキンを単品で提供するのは、納豆を提供してご飯を提供しない、みたいな気分なのではないでしょうか。

お会計は、チキンアラキン丼・オリジナルフライドチキン1ピース（ライス・ドリンク付き）の合計でなんと160ペソ（約349円）。デリバリー料もキャンペーンで無料でした。

今回はキャンペーンのおかげで安すぎでしたが、もともとフィリピンのKFCは安いですし、たまに日本には無い面白い新商品を期間限定で出すので定期的にチェックしています。

例を紹介しますと…

ウェンディーズのような「チリコンチーズシリーズ」。

チキンとチキンでベーコンとチーズを挟むという、恐ろしいメニュー「ダブルダウンバーガー」。

生姜ライスにチキンと胡瓜、トマトが載ってチリソースがかかった「アジアンボウル」。

あと、こちらは期間限定ではありませんが、朝の時間帯に行くと注文できる「ケンタッキー風おかゆ」。

「Arroz Caldo（アロスカルド）」とは、ガーリックとショウガ入りのチキンスープで炊いたフィリピンのおかゆです。
これにチキンフィレ、チキンの皮を揚げたもの、ゆで卵とネギが載っています。
アロスカルド自体はフィリピンのビジネスホテルの朝食ブッフェでは良く出るメニューで、私も見ると好んで食べています。
KFCのものは食べた事はないのですが、絶対美味しいと思います。

もちろん普通のメニューもあります。常時あるセットやサイドメニューはこんな感じ。（コールスローサラダは品切れ率高め。）