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提携病院チョンワマンダウェホスピタルでの診察レポート!

プレミア・ホテルキャンパスでは、学校近くの総合病院セブチョンワマンダウェ病院(Cebu Chong Hua Mandaue Hospital)ジャパニーズヘルプデスクと提携しており、留学生の方が決まった曜日にホテルで医師の往診を受けたり、病院にてキャッシュレス診察を受けたりすることができます。

※海外旅行傷害保険に加入している方が対象で、事前予約と保険証書の確認や書類の記入が必要です

 

学校の日本人スタッフ経由で予約すると、お医者さんと日本人スタッフさんがホテルまで来てくれて、ホテルの自室で診察をしてくれるので、「緊急で病院に行くほどではないけどちょっと体調について相談したい」「わざわざ病院に行くのは面倒」という場合にも気軽に利用できます。

ホテルでの往診や対象保険会社などについては、こちらの記事にて紹介しています。

 

セブ島留学中の体調不良は往診で解決!ジャパニーズヘルプデスク@プレミア・ホテルキャンパス

 

そして往診の結果、レントゲンなど病院内での検査や点滴等が必要になった場合には、病院へ行くことになります。

 

フィリピン現地の病院に行くのは不安ですよね。
できれば避けたい(往診だけで済ませたい)とは思いますが、今回、プレミア・ホテルキャンパス日本人スタッフである私がちょうどよく(笑)怪我をしまして、提携病院で診察を受けてきました。

病院内の様子や診察の流れなどをレポートしますので、参考にしてください!

 

日本人スタッフの怪我と診察予約

私(プレミア・ホテルキャンパスの学校日本人スタッフ)は日頃セブ島に到着したばかりの留学生の方に、「フィリピンの道路の舗装状態は日本のように綺麗じゃないので、歩きスマホはしないでくださいね!道路に大きな穴が開いてたりしたら怪我しますよ」と言っています。

 

…言っているのですが、先日ダウンタウンエリアへ出かけた際、地面をよく見ずに歩いていたら道路に落ちていた生ごみを踏んづけて、思いっきり転んでしまいました…。

恥ずかしいやら痛いやらで、すぐにタクシーを捕まえて自宅に逃げ帰りましたが、翌日になっても強打した腰の痛みが取れません。

 

そこで、学校が提携しているチョンワマンダウェ病院のジャパニーズヘルプデスクに連絡し、翌土曜日の診察予約を取りました。

(留学生の方が怪我等した場合は、日本人スタッフにLINEで知らせてくださったら病院の予約を取りますし、ご自身で予約していただくことも可能です。)

 

土曜日に予約なしで(Walk-inで)病院へ行くと、急患扱いになってER(救急受付)で何時間も待たされる、ということが起こりうるのですが、事前予約をしていれば待ち時間はありません。

 

診察の様子

こちらがチョンワマンダウェ病院のロビーです。広くて綺麗です。

 

チョンワマンダウェ病院のロビー

 

正面のInformation(受付)でジャパニーズヘルプデスクの場所を聞くと、「あちらのエレベーターで8階へ行き、809へ向かってください」と案内されました。

ちなみに、2023年現在、フィリピン・セブの街中ではマスク着用は必須ではありませんが、病院施設内ではマスクの着用が義務付けられていたので、病院に行くときはマスクを忘れずにつけましょう。

 

そして、病院のMedical Arts Building 8階にあるジャパニーズヘルプデスクの入り口はこちらです。日本語が見えると安心しますね!

 

チョンワマンダウェ病院ジャパニーズヘルプデスク

 

中に入って名前を伝えたら、まずは加入している海外旅行傷害保険の保険証書やパスポートや航空券情報(スマホにデータを入れておくと便利)を見せ、個人情報や怪我・病気の経緯を書類に記入します。

 

ジャパニーズヘルプデスク 書類記入

 

わからないところはジャパニーズヘルプデスクの日本人スタッフさんが教えてくれます。

 

そのあと同じフロア内の診察室へ移動し、血圧や体温を測ってもらった後、ジャパニーズヘルプデスクのドクターによる診察が始まりました。
私の場合、痛みの程度から骨折はしていないと自分でも確信していたのですが、ドクターは私の身体をいろいろ動かしながら診てくれました。

 

チョンワマンダウェ病院ジャパニーズヘルプデスク 診察風景

 

チョンワマンダウェ病院ジャパニーズヘルプデスク 診察風景

 

ここで、レントゲンやMRIの撮影が必要と医師が判断すれば、病院内の検査室へ予約を入れてくれます。
私の場合はとりあえず不要ということになりました。

 

そのあと、診断内容を説明してもらいます。
英語での説明ですが、すぐ隣で日本人スタッフの宮野さんが通訳もしてくれるので英語学習中でも安心して説明を受けることができます。

 

説明に出てきた「Muscle Spasm」という単語に、私が「?」という顔をしたら、ドクターがノートパソコンですぐにGoogle翻訳で「Muscle Spasm」を検索して結果(「筋けいれん」)を見せてくれ、宮野さんは「筋肉のひきつれ」と補足してくれました。

 

チョンワマンダウェ病院ジャパニーズヘルプデスク 診察風景

 

また、ドクターが英語で「痛み止めと、”筋肉をリラックスさせる薬”を出しますね」と言ったときに、「それって大丈夫なやつ?」と、つい不安な顔で宮野さんの方を見てしまったら、すかさず宮野さんが「筋弛緩剤とかそういうものでないので大丈夫ですよ!」と言ってくれました。

私の不安を手にとるように感じ取ってくれて、だいぶ安心しました(笑)

 

宮野さんの対応がとても手馴れていたので前職を聞いたところ、日本では看護師さんをされていたそうです!

法律上、フィリピンでの医療行為はできませんが、日本の医療現場や看護の知識がある方に通訳やサポートをしてもらえるのはとても心強いですよね!

また、日本とフィリピンの診察システムの違い、薬の違いなどについても日々リアルに体感されているので、フィリピンのやり方に不安を感じたときに日本語で説明してもらえるのも有難いです。

 

この後、医師が書いてくれた処方箋を持って、ジャパニーズヘルプデスクのスタッフさんが院内の薬局で薬を買ってきてくれます。

診察代も薬代も、ジャパニーズヘルプデスクが直接私が加入している保険会社に請求してくれる(キャッシュレス対応)ので、支払いをする必要はありませんでした。

 

チョンワマンダウェ病院内ツアー

この日の診察中、ドクターに湿布的なものが欲しいとリクエストしたのですが、院内の薬局では湿布が切れていたそうで、病院の外の薬局に買いに行ってくれたらしく、お薬待ちの時間が生じました。

すると宮野さんからのご提案で、学校ブログでの紹介用に、病院内を案内してくれることになりました。

 

チョンワマンダウェ病院は2016年にできたので、新しくて綺麗です。

 

Chong Hua Hospital Mandaue

チョンワマンダウェ病院公式FBより

 

セブシティには、同じ系列の「チョンワ・セブ病院」というのが昔からあるのですが、こちらのマンダウェの方が新しいので近代的な設備が整っており、ベッド数も660床とより大きな規模となっています。

 

ロビーには病院のジオラマもありました。

 

チョンワマンダウェ病院 ジオラマ

 

また、病院内の案内板を見ると、様々な科や設備があるのがわかります。

 

チョンワマンダウェ病院 院内案内板

チョンワマンダウェ病院 院内案内板

 

まずは地下にあるフードコート(食堂)エリアに行きました。
入院している家族や友人を見舞った帰りにご飯を食べられるようにでしょうか、リーズナブルなお店がいくつか入っていて、普通ににぎわっていました。
隣にはちょっとお金持ち向けのおしゃれなカフェもありました。

入院患者自身も、食事制限がない場合は結構いろんな種類のものが病院内だけで食べられそうだな、と思いました。

 

チョンワマンダウェ病院 フードコート

 

あと、病院内にチャペルがあるのが、キリスト教国らしい!と思いました。
青いステンドグラスが綺麗で、キリスト教徒じゃなくても心が穏やかになりそうです。

 

チョンワマンダウェ病院 チャペル

 

こちらは放射線科です。病院内にはがんセンターもあります。

 

チョンワマンダウェ病院 放射線科

 

下は支払いエリアです。

ジャパニーズヘルプデスクを利用しない場合や保険に入っていない場合、入院時にはフィリピンペソの現金もしくはクレジットカードなどを用意して、Cashierで入院一時金(デポジット)を支払わなければなりません。

海外旅行傷害保険の対象となる怪我や病気で入院する場合は、そういった手続きもすべてジャパニーズヘルプデスクへお任せできるので、このエリアに行く必要はありません。

 

チョンワマンダウェ病院 支払いエリア

 

セキュリティの関係上、中には入れませんでしたが、入院病棟の入り口も見せてもらいました。
とても清潔そうな雰囲気です。

 

チョンワマンダウェ病院 入院病棟

 

私、昔セブシティのチョンワ病院とセブドクターズホスピタルの両方(どちらもセブでは老舗の大きな病院)に入院したことがあるのですが、やはりどちらも古い建物なので、もっと雑然としていて暗い雰囲気だったんです。


もし次に入院することがあれば、こちらのチョンワマンダウェ病院一択だな…!と思いました。

清潔感があり、全体的に明るいのがとても良いです。

リハビリセンターも大きな窓から光がたくさん入っていて、まるでジムみたいでした。

 

 

チョンワマンダウェ病院 リハビリセンター

 

 

出してもらった薬と湿布

さて、病院内ツアーを終え、ジャパニーズヘルプデスクへ戻ったら、ちょうど薬と湿布が届いていました。

 

チョンワマンダウェ病院ジャパニーズヘルプデスク 薬と湿布

 

ジャパニーズヘルプデスクが上の説明書を用意してくれていて、「食後1回1錠」「痛みのある時だけ」「毎食後」「痛み止め」など、飲む頻度や目的を日本語で書いてくれているので、一度で説明を覚える必要がなくて助かります。

 

ちなみに、上の「KETOPROFEN」と書いてある消炎ジェルはとても良く効きました。

どういう薬だろう、と思って帰宅後に薬品名を検索してみたら、日本の病院でも出されているモーラステープという消炎用の湿布に含まれている成分のようです。

以前私の家族が交通事故に遭ったとき、このモーラステープを日本の病院でもらって貼っていたのを覚えていたので、この説明を見てとても安心しました。

 

フィリピンで薬を出してもらったら、一度「薬品名(英語)+効能(日本語)」で検索してみるのをおすすめします。
意外と日本でなじみのある薬だったりすることもありますし、日本での処方例や副作用が日本語で確認できると、より安心できます。
また、自分の健康にかかわる英単語だと、結構しっかり記憶に残るので、勉強的にもいいかもしれません。

私は今回、Muscle Spasmは完全に覚えました!

 

セブ島留学中、病院に行く機会が一度もないのが何よりではありますが、万が一の時は、保険とジャパニーズヘルプデスクをうまく活用して現地の病院を利用してみてください!

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