ちょっとお肉を食べたいときに！「沖縄ヒート」の「炙り牛ひつまぶし」

セブには中級～高級ステーキハウスや日系・韓国系の焼肉屋さんが多数あり、お肉、特に牛肉をがっつり食べたくなったときの選択肢は比較的豊富です。

ただ問題は、一人でフラっと行けるお店が少ないこと。フィリピンの人は大人数で食事するのが大好きという方が多く、もともと焼肉屋さんもステーキハウスも複数人での食事を前提としている感じの座席配置が多いです。（日系焼肉屋さんの中には、一人焼肉をしやすいところもあります）

そんな中で、日本のレストラン「OKINAWA HEAT 沖縄ヒート」というお店は一人でも気軽に入りやすく、ステーキや牛肉料理が少量で美味しく食べられるので、ぜひおすすめしたいと思います。

「OKINAWA HEAT」は、セブシティのITパークにあるショッピングモール「アヤラモール・セントラルブロック（別記事で紹介）」内と、同じくセブシティのマンゴーストリート付近にあるセンチュリープラザホテル1階、そしてSMセブの向かいにあるAPMモール内に店舗があります。

どの店舗にも行った事がありますが、SMセブの向かいの店舗は半屋外で焼肉食べ放題プランがあり複数人で行くならこちら、一方ITパークのアヤラモール・セントラルブロック内の店舗はこじんまりしていて一人で入りやすい雰囲気があり、食べ放題はありませんが一人で食べられるメニューが充実しているように思います。

沖縄ヒート・アヤラモール・セントラルブロック店のメニュー。

ヒートステーキは、熱した溶岩プレートと一緒に出てきて焼きながら食べられます。100gの少量サイズがあるのが嬉しいです。

かつ丼や牛丼、カレーなどのメニューや、お酒のおつまみになりそうな一品も少しあります。

アヤラモール・セントラルブロック店の店構え。

こちらの店舗は、このように厨房がガラス張りになっています。

余談ですが、ガラス張りの厨房は、衛生面が心配になるお店もあるフィリピンでは大きな安心につながります。この日も清潔に保たれた厨房で、店員さんがマスクとフェイスシールドをしっかりつけて、テキパキと仕事をする様子がよく見えました。

そしてこちらが、私のお気に入りメニュー「炙り牛ひつまぶし」。530ペソ（約1,113円）です。

ごはんの上に、鰻のたれのような甘辛いタレを絡めた牛肉が乗っています。
牛肉は柔らかくミディアムレアで仕上げてあるのですが、しっかり焼き目もついていて香ばしいです。厨房で作っている様子を見ていると、ごはんに載せた後バーナーで炙っているようでした。

そのまま食べても焼肉丼のようで美味しいのですが、

添えられている出し汁をかけて、葱とワサビと海苔を乗せて味変できるのが良いんです！

焼肉やステーキを食べるほどではないけど、美味しいお肉を少量、あっさりと食べたいという時にぴったりです。

そしてこちらはデザートの黒みつ抹茶アイス、69ペソ（約145円）。

このアイス、手作りなんです。

セブの焼肉屋さんでは、デザートがあっても現地のあまーい市販アイス（バニラとチョコとか）ということが多く残念に思うことが多いのですが、ここのアイスは甘さ控えめで、氷が混じったシャーベットのような食感が珍しく、このお店ならではのお味なので、私は毎回必ず頼みます。

この日は炙り牛ひつまぶしを注文しましたが、ヒートステーキ（溶岩プレートで食べるステーキセット）も千円代とお手頃で美味しく、お勧めです。あっさり好きの私は牛ひつまぶしが好きですが、一般的にコスパがより良いと感じるのはヒートステーキかもしれません。
フィリピンだと、ステーキはだいたいガーリックソース一択なのですが、ここのお店では、ガーリックソースの他にワサビソース・フルーティーステーキソース・味噌だれ・A1ステーキソース等数種類のソースを自由に使えるのが日本人には嬉しいです。