バレンタインデー・フィリピン式!
早いものでもう2月。2月といえば、バレンタインです!
こちらフィリピンでは、男性から女性に愛を捧げる日。
フィリピンの男性は愛を表現するのが上手ですし、フィリピンではもともと女性が強いというのもあり、この日は街を歩いていても女性が女王様のようにエスコートされているカップルを良く見ます。男性が女性に渡したプレゼントや女性自身の荷物などをすべて抱え、女性は手ぶらで好きなように歩くのがセオリーです。
また、これから恋人や好きな人に会いに行くんだろうな、という若い男性がバラの花束やプレゼントを大事そうに持っているのを見るのも良いものです。激励の声をかけたくなります(かけませんが)。
さて、フィリピン式のバレンタイン、定番プレゼントは
①バラの花 ②チョコレートやお菓子 ③熊のぬいぐるみやテディベアのついたバルーン(風船)
です。
②のチョコレートは他のお菓子になることもあります。フィリピンでは日本と違ってチョコがメインというよりはバラやテディベアがメインのプレゼントです。
ショッピングモールのバレンタイン特設テディベアコーナー
この時期はホテルやレストラン等でバレンタインディナー特別コースなども提供されているので、そういったデートを用意する男性も多いです。
ちなみに①のバラの生花はセブではものすごく高いです。
暑いセブで、綺麗に咲かせるのも保存するのも大変だろうけれど、バレンタインのシーズンは普段の2~3倍にも値上がりし、何と1本400~500ペソ(約870円~1,050円)もします。
一本500ペソのバラの生花
この時期のバラの生花は、現地の若い男性なら1日分のお給料でやっと1本買えるかどうか、ということもあるので、いかに頑張って用意したかを考えるとけなげさもひとしおです。
その分バラの生花、それも花束となると「本命用」で、付き合っている彼女や奥さんにプレゼントすることが多いようです。
こちらは3500ペソ(約7,600円)で売られていた高級花ボックス。日本より高いかも…?
生花の他にも造花やバラの形を模したお菓子などが売られているので、そういったもので代用するパターンもあります。
スーパーマーケットの特設コーナーに、数十ペソで買える造花もありました。
③の熊のぬいぐるみは、誰が考えたんだろうかと思いますが、なぜかフィリピンでは女性へのプレゼントとして定番です。
10代に限らず、20代後半や30代かと思われるカップルでもプレゼントらしき大きな熊のぬいぐるみを抱えているのを見かけます。
日本の成人女性で熊のぬいぐるみや風船をもらって喜ぶ人はほぼいないと思いますが、花はやはりほとんどの女性が嬉しいのではないでしょうか。
フィリピン滞在中なら、マンゴーやウベなどフィリピンの厳選素材を使った高級チョコも喜んでもらえそうです。
フィリピン・セブ島留学中にバレンタインを迎えるカップルや気になる女性がいる男性は、思い切ってフィリピン式でアピールしてみるのも良いかもしれません。
ただし、フィリピンでは「ホワイトデー」の概念がないので、一ヶ月後のお返しは期待できません!
ちなみに、バレンタインデーに赤い服を着ると、「恋人募集中」の意味になるそうですよ。
バレンタイン時期にセブ島留学をする方、2/14の服の色にはちょっと気を付けてみてください!