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セブのスーパーで買える日常用紅茶・徹底比較レポ

先日、こちらのブログでセブのスーパーで買えるコーヒーについて、インスタント編ドリップバッグ&豆編に分けて紹介しましたが、紅茶派の皆さんにもぜひシェアしたい、紅茶の話があります。

まず言いたいことが2つ。

 

1. フィリピンは紅茶よりコーヒー派が優勢。紅茶の質や種類が限られるので、茶葉のお茶を飲むなら日本から持参が推奨です!

 

2. スーパーで買えるリプトンの紅茶が美味しくない!でも同価格帯で美味しい紅茶はあります。

 

今日はセブのスーパーで入手できる紅茶(ティーバッグ)を紹介していきたいと思います。

 

フィリピンはコーヒー派

というのも、カフェやケーキ屋さんに行っても、ちゃんとした紅茶が出てくるお店がほとんどありません。

客単価300ペソ(約600円)以上するような、フィリピンでは高級寄りのカフェやホテルなどでは、輸入のティーバッグが選べることがありますが、クオリティは高くないです。

茶葉のポットサービスなどはほとんどありません。唯一、ショッピングモール「SMシティセブ」近くの「Radisson Blu(ラディソンブル)」という5つ星ホテルでは、アフタヌーンティーのサービスをやっており、一人450ペソ(約980円)でポットで出されるちゃんとした紅茶と軽食・ケーキがいただけます。

 

ラディソンブルのアフタヌーンティー。紅茶は美味しいのですが、デザートが少々甘すぎます。

 

また、ショッピングモール「アヤラセンターセブ」にはトワイニングのお店があり、そこで茶葉を買うことはできますが、日本で買うよりも高く、品質管理も日本よりは落ちると思われます。

 

アヤラセンターセブ内の1階、ルスタンス近くにあるトワイニングのお店。

 

セブで外で美味しい紅茶を飲みたいときは、わざわざ5つ星のホテルに行くか、お茶に力を入れているチェーンカフェの「Coffee Bean and Tea Leaf(コーヒービーンアンドティーリーフ、通称CBTL)」に行く(別記事でも紹介しています)、くらいしか選択肢がありません。

セブの紅茶事情はこんな感じなので、こだわりのある方は、お気に入りのお茶は日本から持参することを、強くお勧めします!

 

私自身は、コーヒーも紅茶もどちらも飲みますが、どちらにもそれほどこだわりはありません。

日本にいる時、普段用にはスーパーで買えるリプトンや日東紅茶、トワイニング等飲むけれど、美味しいケーキを食べる時は、デパートや紅茶専門店で購入した高めのお茶や、もらいものの美味しい茶葉を、きちんと淹れて飲むこともある、といった程度です。

 

セブで入手できる色々なメーカーの紅茶とその感想

さて、そんな私ですが、フィリピンのスーパーの紅茶の品揃えの少なさには本当に苦労しました。

全体的にフレーバーティー(フルーツやハーブの香りを付けたもの)が多く、ダージリンやアッサム、セイロンなどのシンプルな紅茶が少ないです。

 

スーパーの紅茶売り場。ハーブティーやフルーツティーが多く、シンプルな紅茶は1つのスーパーで1~2種類ということが多いです。

 

そして、世界的にも一番メジャーといえるリプトンのイエローラベルが、なぜか全然美味しくないんです!フィリピンで売っているものには、「インターナショナルブレンド」と書かれているのですが、ここが日本との違いなのかも。
そう思って調べてみると、「日本のリプトンイエローラベルは特別に日本の水や日本人の味覚に合わせてブレンドされたもので、お茶どころ静岡の工場で製造されている」らしいことがわかりました。
そら美味しいわ!と思いました。(作る人達の意識が違いそう)

 

セブで買えるリプトンインターナショナルブレンド。1つ8円ほどで、日本で買う場合と大して変わらない値段なのですが…。

 

このリプトンインターナショナルブレンド、日本のものと比べて、明らかに質が落ちる気がします。紅茶の味を表す語彙があまりなくて申し訳ないですが、とにかく薄く、香りもあまり感じられません。

ただ、リプトン自体はフィリピンでも有名で大体どこのスーパーにも置いてあるので、セブ島留学で最初に買い物に行って、ティーバッグの紅茶を選ぶなら、まずこれを買うという方が多いと思います。

 

私も最初はそうしていましたが、普段使いとはいえ、セブで売られているリプトンに満足できなかったため、セブの色々なスーパーで2年以上かけて、様々なメーカーのフレーバーティー以外の紅茶を試し、感想を携帯にメモっていました。

 

その内容とティーバッグ1つあたりの値段を、以下に書いていきます。すべてティーバッグで、トワイニングやアーマッドの一部シリーズ以外は個包装ではありません。

なお、一部のスーパーでは、20個入りで600ペソ以上(1個30ペソ=約65円以上)するような輸入のお茶も売られていますが、日常用には高すぎると思ってティーバッグ1つで20ペソ(約44円)を超えるものは試していません。

参考までに、同時期に日本のイオンスーパーで買ったお徳用の日東紅茶は1つ6円、リプトンは1つ10円、トワイニングは1つ20円前後でした。

味の感想は思いっきり私個人の意見ですが、参考にしていただければと思います。

 

Dilmah(ディルマ)プレミアムセイロンティー  1つ3.8ペソ(約8.3円)

値段と味のバランスが良い。この価格帯ではベスト。日本でもカルディや明治屋などで、同じDilmahブランドの、よりグレードの高いティーバッグや茶葉が売られているようです。アヤラセンターセブのメトロスーパーやロビンソン系のスーパーで購入できることが多い。

 

 

Meadows (メドウズ)セイロンティー 1つ3.68ペソ(約8円)    

上のDilmahよりも渋みが若干強いけれど、砂糖を入れると気にならない。アイスティーにするとむしろ美味しい。高級スーパールスタンスで購入。

 

 

Ahmad Tea(アーマッドティー) 1つ10ペソ強(約23円~)

日本でも売られていてある程度知名度も人気もある紅茶だけど、個人的には好みではない。フルーツティーの種類が多いので好きな人は好きかも。メトロスーパーや高級スーパールスタンスで購入。

 

 

Steuarts(ステュアーツ)ブラックティー 1つ6.4ペソ(約14円)

こちらも値段と味のバランスが良い。ロビンソン系のスーパーでよく見かける。Dilmahの紅茶を見つけるまではこれを繰り返し買っていました。

 

 

Lipton イエローラベル(インターナショナルブレンド) サイズにより1つ3.3~3.7ペソ(約7.6~8円前後)

美味しくない。薄い。知名度があるだけに、期待との落差が大きく、紅茶の味がしないとさえ思えます。

 

福建紅茶 1つ2.2ペソ(約5円)

安くて飲みやすいけどリプトンと同じような薄さ。箱や包装の印刷が汚くて、買うのを躊躇することがある。

 

Sunny オレンジペコ 1つ2.8ペソ(約6円)

アヤラセンターセブ内のルスタンスという高級スーパーで見つけたのと、なんとなく高そうな箱だったので期待して買ったのを覚えていますが、感想メモには「まずい」と一言。味は覚えていませんが、とにかく失望したのは確かです(笑)

 

Marks and Spencer(マークスアンドスペンサー) エブリデイティーバッグ  1つ2.8ペソ(約6円)

安いけど紅茶らしい紅茶。濃いめで、ミルクティーに合う。Meadowsと混ぜてアイスティーにすると濃くてお店のようなアイスティーになる。アヤラセンターセブ内にあるイギリスの高級寄りスーパー「Marks and Spencer」でのみ購入可能。

 

マークスアンドスペンサーのイギリス製紅茶。80袋入りの大容量しかありませんが、その分コスパが良いです。

 

Twinings(トワイニング) 1つ10ペソ強(約23円~)

ダージリン、アールグレイ、レディグレイ、イングリッシュブレックファストなど複数の種類のものが、セブの高級寄りのスーパー(ルスタンス、ロビンソンズセレクション)や大き目スーパー(メトロアヤラ、SM等)で買えます。
個包装で高級感はあるのですが、値段もまあまあ高く(1つ10ペソ以上で日本と同じくらい)、ダージリン以外は値段ほどには美味しいと感じられませんでした。

 

 

PG Tips(ピージー・チップス) 1つ3.75ペソ(約8円)

一時期、セブのコストコのような会員制スーパー「ランダース」で購入できた、イギリスの日常用紅茶。日本では輸入食材店等で買えるようですが、セブの倍以上の値段です。
ピラミッド型のティーバッグで、味もコストパフォーマンスも最高でしたが、現在は普通のスーパーでは入手できず。(通販なら可能)再入荷を切望しています。

 

引用:イギリスのPG Tips公式FBより

 

オススメの紅茶3つ

上記のうち、私が気に入って何度かリピートし、現在も買い置きして気分で使い分けているものをより詳しく紹介していきます。

Dilmah、Meadows、Marks and Spencerの3種類です。

 

 

 

中身はこんな感じ。個包装ではなく、箱にそのまま入っています。(マークスアンドスペンサーは40個ずつ包装)

 

 

Dilmah ディルマ プレミアムセイロンティー:バランスが良い。濃すぎず薄すぎず、香りもするし渋みも控えめで、朝起きて何も考えずに淹れて飲みたいお茶。ホットで飲みます。

25個入り95ペソ(約207円。1つ8円強)。ロビンソン系のスーパーや、アヤラやSMなどの大き目スーパーで買えます。

 

Meadows メドウズ セイロンティー:渋みが少しあるけど、アイスティーにすると爽やかでDilmahより美味しくなるお茶。私は水出し紅茶にしてシロップを入れて飲みます。

25個入り92ペソ(約200円。1つ8円)。今のところアヤラセンターセブのルスタンスのスーパーでしか売っているのを見たことがないので、そのうち販売されなくなりそうで心配です。

 

水450ccにティーバッグを2~3個入れて冷蔵庫で4~5時間放置。スッキリして美味しいアイスティーになります。

 

 

Marks and Spencer Everyday Tea Bags マークスアンドスペンサー エブリデイティーバッグ:3つの中で一番濃いお茶。紅茶らしい香りと味が強いので、ミルクティーにしたり甘い洋菓子と一緒に飲みます。

ティーバッグ1つに入っている茶葉の量が、①と②はそれぞれ2gと1.8gなのに、こちらは3gとたっぷりです。

80個入り225ペソ(約490円。1つ6円強)と大容量ですがその分お得ですし、40個ずつアルミ包装されています。

アヤラセンターセブ内にあるイギリスの高級スーパー「マークスアンドスペンサー」で買えます。(デリバリーアプリFood pandaのショップ部門でも注文可能)

 

紅茶の地位が低いフィリピンではスーパーで売っている紅茶が限られていてハズレも多く、お気に入りを見つけるのにだいぶ苦労しましたが、今は日本のスーパーで買うよりも安い1つ10円以下のこの3種類の日常用紅茶でまあまあ満足できています。

(繰り返しますが、本格的な高級紅茶の茶葉は日本から持参が推奨です!)

 

セブ島留学に来る紅茶派の方、フィリピンでリプトンを飲んでそのまずさに驚いた方は、ぜひ参考にしてください!

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