フィリピン留学中にマンガで英語学習!セブ島で買える日本の漫画と小説(英語版)
先日、プレミア・ホテルキャンパスの生徒さんとセブ島のモール内の本屋さんへ行った時に、昔私が日本の作家の英訳本で勉強していたことを話しました。
フィリピン・セブ島の場合、日本の漫画や小説の英語版が見つけやすいのは、Fully Booked(フリーブックド)という少しお洒落な本屋さんです。
アヤラセンターセブや、ITパーク内のセントラルブロックアヤラモールの中に店舗があります。
今日は、Fully Booked ITパーク店の日本人作家本の品揃えなどを紹介します。
フィリピン・セブ島の本屋「Fully Booked ITパーク店」の日本漫画と小説
まず店内に入って本棚の表示を見ると、角の本棚まるごとふたつがMANGA(漫画)コーナーになっていました。
平積みされていたのはこんなラインナップです。
「呪術廻戦」が人気みたいですね!
それから、伊藤潤二と楳図かずおは海外では絶大な人気を誇ります。
伊藤潤二と楳図かずおとジョジョに関しては、ちょっとした画集か?というような立派すぎる装丁のものが並べてあり、売値も1,000ペソ(約2,500円)を超えていました。
ワンピースなどの普通の漫画なら、559ペソ=約1,397円(2023年6月のレート)前後でした。
※記事を書いた時点では、日本のアマゾンで英訳本を買うよりもお得でした。
フィリピン人で日本の漫画に興味がある人と話していると、数年前までは「東京喰種」や「東京リベンジャーズ」や「進撃の巨人」、今は「呪術廻戦」などが人気のようです。
「スラムダンク」や「ワンピース」などは定番?殿堂入り?の扱いで、オタク要素のないフィリピン人でも知っていたりします。
一方、日本人作家の小説の英訳版もあります。
フィリピンの大きな本屋なら、Fully Bookedでなくても置いていることが多いのが村上春樹です。
三島由紀夫の「仮面の告白」も(20%割引で)ありました。
ここの店舗はあまり大きくありませんが、アヤラセンターセブの支店の方が小説類の種類は多いかもしれません。
英訳本を使った英語学習について
私が学生時代に高校生の家庭教師をしていた頃、他の科目は成績がいいのに、英語にだけ苦手意識の強い生徒さんに、彼の好きだったマンガの英語版をプレゼントしたことがあります。
1、2ページほどのセリフの英文の構造説明と日本語訳をつけるととても喜んでくれ、その後一人でちゃんと読み終えてくれたようです。
英語のセリフはそのまま試験問題に出てくるようなものではありませんが、英語にポジティブな印象を持ってくれたようで、その後その生徒さんは無事英語試験も乗り切り、国立大学に合格しました!
大人でも、好きなことを関連させると英語の勉強もよりポジティブに、楽しくできますよね。
私も英語勉強中は、通常の勉強にプラスして、好きなジャンルの小説を英語で読んだり好きな映画の全表現を理解できるまで繰り返し見たりしていました。
今はオーディオブックや電子書籍もありますし、英訳本は日本でも購入できますので、あえてフィリピンの本屋さんで買う必要はないかもしれません。
でも、興味が沸いた方は、実際にセブ島留学中に書店で手に取ってみて、自分へのお土産代わりに買って帰るのも良いかもしれない、と思いました。
好きな漫画を授業に使うアレンジ(プレミア・ホテルキャンパスの場合)
私が日本人スタッフをしているプレミア・ホテルキャンパスの場合、選べる授業科目のうちフリートークの科目をアレンジして、漫画や小説の表現を別の表現に言い換えてもらったり、難しい単語を別の単語で説明したり、日常生活で使えそうなセリフを発音してみる、といったことを授業内で行うことも可能です。
ただし!
ホラー系は極端に苦手な先生もいると思うので、そういう絵のインパクトがすごい漫画を使う場合は、事前に先生か日本人スタッフに確認してもらえればと思います。
(あと、エッチなシーンのある漫画もストップさせていただく場合があります。ワンピースくらいならOK!)
セブ島留学のお土産 or プレミア・ホテルキャンパスのように授業内容のカスタマイズができる学校での授業アレンジ例として、参考にしてもらえればと思います!