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アフターコロナの留学に必須?フィリピンのキャッシュレス決済GCash

日本では現在、クレジットカードや電子マネーで現金を使わずに決済する「キャッシュレス決済」が普及しており、PayPayやLINEペイなどのQRコード払いを普段から利用している人も多いと思います。

日本だと様々な電子マネーのサービスが乱立している印象がありますが、フィリピンでは割とわかりやすくメジャーな電子決済サービスがあります。それがフィリピンの三大通信会社のひとつ「Globe」社が運営するGCash(ジーキャッシュ)」です。

GCashの登録にはフィリピン現地の電話番号(とSIMフリースマホ)が必要ですが、基本的な利用には一切手数料もかかりません。簡単な登録とコンビニでの入金で、留学生や旅行者でも気軽に現地でキャッシュレス決済ができます。

 

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、フィリピンでも電子決済の需要が高まっていて、とくに最も有名な「GCash」には対応するお店もどんどん増えてきています。フィリピン留学再開時にもGCashに登録してスマホにアプリを入れていればきっと役立つ場面があると思います。

 

GCashを導入するメリット

フィリピンでGCashを入れていると次のようなメリットがあります。

 

・大きな金額の現金やおつりの小銭を持ち歩かなくていい

フィリピンでは、お店などが細かいおつりを用意しておらず、会計時に500ペソ以上の大きなお札を出すと嫌な顔をされるときやお釣りが出てくるまで3分以上待たされるということも良くあります。大きなモール内のお店などではGCash決済に対応しているところも増えており、そういったお店ならワンタッチで決済が済むので小銭のやり取りをする手間も省けます。

また防犯上あまり大きな金額を持ち歩かないようにしている時でも、外出先で思わぬ買い物をしたくなることもあります。そういったときにGCash決済が可能で助かった!ということも、個人的には何度かありました。

 

・友人同士のお金のやりとりにも気軽に使える

GCashはアカウントを持っている人の登録電話番号がわかればお金が送れます。そのため、友人とワリカンしたいときなどに持ち合わせがなくても、GCashアカウント所持者同士なら、気軽にちょうどの金額を送れます。一般市民の銀行口座保有率が極端に低いフィリピンでは、無料で作れて基本的な利用に手数料のかからないGCashのアカウント登録者は急増しています。

 

・プリペイド携帯のロード購入やタクシー配車&フードデリバリーアプリ「Grab」のチャージなど、フィリピンの他サービスとも連携

フィリピン留学等で現地に1~2か月以上滞在するなら、現地SIMを導入したり、タクシー配車&フードデリバリーアプリ「Grab」を入れることをお勧めしますが、これらのサービスへの入金にもGCashは当然のように対応しています。

特に、プリペイド携帯へ通信料をロードする(トップアップする)時は、これまでコンビニやお店でロードカードを買ってコインで番号を削って携帯に登録して、、、と手間がかかっていましたが、GCashならアプリ上でワンタッチで指定した携帯番号へ直接好きな額のロードが送れるので非常に便利になりました。

自分の携帯だけでなく、友達や恋人の携帯番号(送る相手がGCashやGlobe社のユーザーでなくてもOK)にロードを送ることもできます。

 

GCashアプリのロード購入画面。ロードを送りたい電話番号を入れて、金額を入力または選択するだけです。

 

・電気代や水道代など公共料金の支払い、オンラインショッピングの支払いにも利用できる

公共料金支払いについては留学生の方はあまりメリットを感じられないかもしれませんが、在住者は毎月支払いセンターに並ぶ必要がなくなるので大変メリットが大きいです。

また、フィリピンではShopeeやLazadaなどの通販・フリマアプリがあり、そういったところでの商品代支払いにもGCashが使えます。

ちなみに、フィリピンで公式TOEICを受験するときは銀行口座への振込が必要ですが、GCashアカウントから銀行口座への振込も可能なので、GCashがあればTOEIC受験料の支払いも銀行へ出向くことなく行えます。

 

GCashの登録方法

①まずは自分のスマートフォンに、GCashアプリをダウンロードしましょう。

 

iPhoneの方はこちら

Androidの方はこちら

 

②つぎに、アプリ上で「Register(登録)」をクリックして自分の電話番号を入力。

携帯電話に6ケタの認証番号がSMSで届くので次の画面で入力します。

 

 

③次に個人情報を入力します。

First Name 名前(名)

Last Name 名前(姓)

Birth date 誕生年月日

Address 住所

Email Address Eメールアドレス

Mobile PIN 暗証番号(4桁) 

 

以上の情報を入力したら、アカウント完成です!そのまま暗証番号を入力してログインすると、以下のようなトップ画面が確認できます。

 

 

 

暗証番号は、誕生日や0000、1111などの推測されやすい番号は避けましょう!

万が一スマホを落としたり無くしてしまったとき、4桁の数字が容易に想像できるようなものだと、GCashアカウントに入っている全額を不正に送金されてしまうこともありえます。

 

GCashへの入金方法

GCashアカウントへの入金方法は色々あるのですが、ここでは、セブ島留学生にとって一番便利と思われる、セブンイレブンとTouchPay端末での入金方法をご紹介します。

 

<セブンイレブンでの入金方法>

① フィリピンのセブンイレブンには、日本のセブンイレブンにもあるような、CLIQQという端末があります。

 

 

②この端末のトップ画面から、「E-Money」→「GCash Cash-in(GCashへの入金)」を選び、自分の電話番号や入金したい金額などを入力し、コードが印刷された依頼票をとります。

※画面に注意書きが表示されていますが、1ヶ月に8000ペソ以上の入金をすると2%の手数料がかかります、とあります。つまり、月に8000ペソ以内の入金なら手数料無料です。(2020年9月現在)

 

 

③セブンイレブンのレジカウンターで、キャッシュインしたい旨を「I’d like to cash-in my GCash wallet」のように伝え、端末から出てきた依頼票と現金を渡します。

 

④レジカウンターの店員さんが無事入金を終えると、その場でスマホにCash-inが成功したとのSMSメッセージが届きます。店員さんのミスで入金されていなかった等のトラブルを避けるため、店内でメッセージを確認してからお店を離れるのが安全です。

 

<TouchPay端末での入金方法>

TouchPay端末というのは、Globe社が電話・ネット代の支払いやGCashへの入金に無人で対応できるよう各地に設置している端末で、ショッピングモール内や、Globeの店舗などにあります。

 

 

こちらはアヤラセンターセブ1階に設置されているTouchPay端末です。

 

TouchPay端末での入金はセブンイレブン以上に簡単で、端末に直接お金を入れて画面操作をするだけで入金を完了でき、店員さんとの会話も不要なので、近くにTouchPay端末があれば利用すると便利だと思います。

 

 

トップのサービス一覧画面から、e-Moneyを選び、その後GCash、Cash-inを選択します。

 

 

電話番号と入金額を入力し、ちょうどの紙幣を入れてPayを押すだけで完了です。

TouchPay端末利用時の注意点は、紙幣しか機械に入らない(小銭での入金はできない)のと現金のお釣りが出ない(1000ペソを機械に入れて500ペソ入金し500ペソのおつりを受け取るということができない)ということです。

 

ほかにもSMモールのPayment Centerや、LBCというフィリピン全土にある運送会社(送金等の受付もしている)のカウンターでもGCashへの入金が可能です。

なお、フィリピンの銀行口座やPaypal口座からの入金をするには、アカウントのアップグレード(自撮り写真や身分証等の追加個人情報の提出)が必要です。

 

GCashでの支払い方法

セブ島に多数の店舗があり、化粧品や生活消耗品などが買えるドラッグストアチェーン、Watsonsではたいていの支店でGCashに対応しています。

そちらでの買い物にGCashを使ってみました。

 

①GCashアプリを開き、トップにある「Pay QR(QRコード払いをする)」をクリックして、「Scan QR」を選択し、レジカウンターにあるGCash使えます札のQRコードをスマホで読み取ります。

 

 

②すると以下のような支払い画面が開くので、支払い額を自分で入力して、「Pay Php ○(○ペソを支払う)」をクリックします。

 

 

③「Successfully paid to お店の名前(~へ支払いが完了)」と表示されたことを確認します。

 

④一呼吸置いたくらいで、お店の携帯と自分の携帯の両方に、SMSで支払い完了メッセージが届きます。お店からレシートを受け取って完了です。

スムーズにキャッシュレス決済ができました!

 

セブでは、チェーンのカフェなどでもGCash対応しているところが増えているので、日本のように現金を持たずにお出かけするのが珍しくなくなる日も近いかもしれませんね。

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