オンライン英会話で役立つ!便利な相槌をマスターしよう
海外留学が難しい現在、オンライン英会話で英語学習を続けているという方も多いと思います。
実際に対面で行う英語レッスンと異なり、オンライン英会話はカメラ越し(場合によっては音声のみ)の会話になるため、相手の表情や雰囲気が伝わりにくいもの。
相手の話に対する同意や理解を示すのに、相槌(あいづち)をいくつか覚えておくととっても便利です。
ほとんどは短いフレーズなので覚えやすく、レッスンなどでも気軽に使えます。また、講師がよく使う相槌を真似て使うのも良いでしょう。
実際にレッスンで数回使ってみれば、きっと対面で話すときにもスムーズに出てくるので、積極的に練習しましょう!
1.「話を聞いていますよ」「わかります」の相槌
シンプルながら一番使用頻度が高いのが、相手が話していることを聞いていますよ、と伝えるための相槌です。
日本語でも、相手の話を聞きながら、「はい」「うん」「ええ」などの相槌がありますよね。
● Uh-huh そうですね。
とても有名といえる相槌。ですが使いすぎると何も聞いていないように見えるので、要注意!
特に相槌といえばUh-huhしか使っていないという方は、ぜひこれ以降の意味を含む別の相槌表現を覚えてください。それだけで英語でのコミュニケーションがよりスムーズになります。
● OK. そうですね。/ OK(↑)それで?
● Right. そうですね。
● I see. わかります。/なるほど。
● I got it. わかりました。
● That makes sense. なるほど。/わかります。
自分が話している時、相手に対して「Does it make sense?」と疑問形で聞くのもよく使われます。「~~なの。わかります?」という感じです。
● I see (know) what you mean. わかります。
● That’ s good. いいね。/That’s bad. ひどいね(キツイね)
感想寄りの相槌です。
● Go ahead. どうぞ。
お先にどうぞ、という意味ですが、「聞いているので話を続けてください」という時に使えます。
● And then? それで?
こちらも話の先を促す表現です。
2. 同意を示す相槌
1番よりも、自分の賛成、同意の感情を明確に伝える相槌です。良いタイミングでこの相槌をうたれると、話し相手はより気持ちよく話せます。使いすぎには注意!
● Exactly. その通り。
● Definitely. 絶対そうです。
● Absolutely. 間違いないです。
● That’s true. その通りですね。/確かに。
● I agree with you. 同感です。
● I think so too. 私もそう思います。
● I guess so. たぶんそうでしょうね。
● Probably. おそらくそうでしょうね。
3. 不同意を示す相槌
相手の意見への不同意に限らず、質問や提案に対してNOと答える時にも使えます。
● I don’t agree with you. 同意しません。
● I don’t think so. そうは思いません。
● I’m afraid not. 違うと思います。
● I doubt it. 疑わしいと思います。
● Not exactly. そうでもない。
● No way. まさか、ありえない。
● Never. 絶対に違う。
4. 驚きや称賛など感情を伝える相槌
● Really? 本当に?
日本語同様、1つの会話で何度も使いすぎると相手は疑われている気分になってしまうので注意が必要です。
● What? 何だって?え?
カジュアルな表現なので、ビジネスシーンやフォーマルな場では控えたほうが良いです。
● Is that so? そうなんですか?
Really?やWhat?よりは丁寧な聞き返し表現です。
● Wow! すごい!
● That’s awesome! すごい!素晴らしい!
● Interesting. / That’s interesting. おもしろい(興味深い)。
● Funny. / That’s funny. おもしろい(可笑しい)。
● Come on! またまた~!
● You must be kidding! 冗談でしょう?うそでしょう?
カジュアルな会話で。こう言われて「ふざけてないよ」「マジだよ」と言いたいときはI’m not kidding. やI’m serious.と返します。
● Are you serious? 本気ですか?
● Seriously? 本気で言ってる?マジ?
Are you serious?よりもカジュアルな表現。
※相槌のタイミングについての注意点
英語話者、とくにネイティブと言われるような欧米の英語スピーカーは、話の途中で頻繁に相槌をうつことをマナー違反と感じるそうです。
人が話をしている時は目を見て聞き、表情やアイコンタクト、ボディランゲージなどで感情を表しつつも、短い相槌も含めて被せて喋るのは避けて、相手が話し終わったタイミングで相槌を打つのが良しとされていて、日本やアジア諸国に比べてその傾向がかなり強いです。
そのため、英語での会話で、日本語と同じ頻度で相槌を打つとネイティブには「相槌が多すぎる」「話の腰を折られている」と感じられることも多いとか。
英語の会話で、相手がしっかり話してそれを聞くような時には、相手の話の内容がまとまったタイミングで相槌をうつことをお勧めします。
適当なタイミングがわかりにくいときは、英語圏のインタビュー番組などをYoutube等で見てみましょう。ゲストの話を聞くホストの態度と相槌を見ると、日本よりも表情豊かに聞き、相槌の頻度は少ないという意味が分かると思います。
また、海外ドラマや映画を見れば、この記事で出てきた相槌表現がいくつも出てくるはずです。会話の中での使われ方やタイミング、発音などをドラマや映画で楽しみながら覚えていくのもとてもお勧めです。