セブにオープンした完全日本式の高級美容院「luv heart’s And Be」レポ!
昨年2020年の後半にオープンしたITパーク近くの新しい商業施設「88th Avenue」。(別記事「セブシティの新しいお洒落スポット「88th Avenue」を探索!」)
ここに日系美容院ができると聞いて、ずっと楽しみにしていましたが、とうとうオープンしましたので早速行ってきました!
店内の様子やメニュー等をご紹介していきます。
日本にも複数の店舗がある美容院
こちらのお店、「luve heart’s And Be(ラブハーツアンドビー)」は、日本でも大阪心斎橋を中心に4店舗を持ち、ネイルやカフェやアパレル事業なども展開する美容院です。
今回セブにオープンしたヘアサロンは、日本人留学生や在住者をはじめ、現地の富裕層の方々も満足するような、セブ島で一番のハイクオリティなサロンを目指しているとのこと。
同時に、貧困層の方々にはボランティアカットなどの活動も行っているそうです。
店内の様子
「luve heart’s And Be」は、商業施設「88th Avenue」の一番左奥の角にあります。
お店の2面が大きなガラス張りなので、店内全体がとても明るい印象です。
現在はコロナ対策もあってか、十分なスペースがとられています。
こちらは日本製のシャンプー台。お湯の温度や水圧もばっちりでした。
入り口の荷物を預けるロッカー。
オープン前の工事中からお洒落な雰囲気が感じられていたのでインテリアにも期待していましたが、いいです!
美容院は技術も大切ですが、お店が綺麗で快適だと行ったときのテンションがだいぶ上がりますので重要ですよね。
ヘアサロンメニューと価格
気になるお値段を紹介します。
・カット(シャンプーブロー込み)…2250ペソ(約4,882円)
・カラー…長さにより3500ペソ~5000ペソ(約7,595円~約10,850円)
・カラータッチアップ…2500ペソ(約5,425円)
・トリム(1インチ以内のカットやすくなどの調整)…1300ペソ(約2,821円)
・前髪カット…500ペソ(約1,085円)
・眉カット…250ペソ(約543円)
・パーマ…長さにより3500ペソ~5000ペソ(約7,595円~約10,850円)
・日本式ストレートパーマ…長さにより6500ペソ~8500ペソ(約14,105円~約18,445円)
・ヘッドスパ「グローバルミルボンスパ」約30分…2000ペソ(約4,340円) ※単品で受ける場合はシャンプーとブローがついて3000ペソ(約6,510円)
・ヘッドマッサージ10分…700ペソ(約1,519円)
そうなんです。日本とあまり変わらない価格です。
セブには留学生もよく利用する韓国系・日系の美容院がいくつかあり、格安路線の美容院もあります。
さらにこだわらなければ、冷水でのシャンプーや文房具のようなハサミしかない現地のチェーンのヘアサロンで250ペソ(約550円)以下でカットができてしまいます。
私自身、ここ数年セブでいくつかの日系美容院を利用してきた感覚では、カット+カラーで2000ペソ~3000ペソ前後が相場だと思っていたので予約時にこの値段(ロングのカット+カラー+トリートメントで5500ペソ)を聞いた時には正直びっくりしました。
ただ、この日カット+カラー、追加でヘッドスパを受けてみて、一切フィリピンという妥協を感じなかったので、利用後は値段にも納得できました。
改めて他店と違うポイントをあげてみると、このような感じです。
ポイント① 店内のインテリアをはじめ、道具やサービスが日本の美容院そのもので、「普通に日本に一時帰国したついでに日本の美容院に行った」ような感覚。カットの仕上がりもカラーの色具合もちょうど良く、接客を含め一切不満を感じなかった。
ポイント② カットは店長さん、カラーはカラーリストの方と、最初から最後まで日本人スタッフのみが担当してくれる。
(他のサロンではシャンプーやマッサージ、ドライヤーはフィリピン人のローカルスタッフが担当するのがお決まり)
ポイント③ シャンプーやトリートメントも日本の美容院で使われているのと同じ、「ミルボン(オージュア/グローバルミルボン)」のものが使用されている。ヘッドスパでは香りを複数から選ばせてもらいました。
②について補足すると、セブの他の美容院だと、小規模なところでない限り、カットは日本人でもシャンプーやブローの時にスタッフがフィリピンの方に代わるということが良くあります。
そこでこちら側も会話や対応を英語にスイッチする、というタイミングが何回があり、これまではそういうものだと思ってあまり気にしていなかったのですが、今回ずっと複数の日本の方に担当していただくのは何か特別感がありました。
こちらのお店でも、今後お客さんの数が増えてきたらアシスタントのフィリピン人スタッフを入れるかもしれない、と言っていましたが、当面の間は日本人スタッフの方々(3名いらっしゃいます)で運営される予定だそうです。
また、③のように日本でも有名な製品を使える、香りを選べるというのも、ポイントが高かったです。
日本の美容院との違いは、最新の雑誌が並んでいないこと位です。
ヘッドスパの感想
セブ店店長の賀川さんによると、「luve heart’s And Be(ラブハーツアンドビー)」は日本でも特にヘッドスパに力を入れているサロンだそうです。
ちなみに、私は日本に住んでいたころはあまりヘッドスパの良さを理解していなかったのですが、セブに来るようになってから日本で定期的にヘッドスパを受けるようになりました。
フィリピンでは ①日常生活で浴びる紫外線とホコリの量が日本より多く、頭皮にダメージを受けやすい(頭皮が固くなります)②一般的にシャワーの水圧が日本より弱く、水質は硬水で(日本の水質は髪や肌に良い軟水)、浴槽にゆっくりつかる機会も少ないので、じっくり温めたりマッサージ効果を得られない等で、頭皮の毛穴が詰まっているような感覚になる、ということがありました。
そのため、年に2回ほどの一時帰国では日本のヘアサロンでヘッドスパを受けたりしていました。
それがセブで受けられるのは、本当に助かります。
特に今回は、コロナ疲れのストレスなのか抜け毛も気になっていたので、プロの美容師さんに頭皮の状態などをじっくり見てもらった上で、丁寧にマッサージしてもらい、スッキリかつ癒されました。
こちらでヘッドスパをフルで受けると2000ペソ(=約4,340円、カットとセットの場合。単品は3000ペソ)となかなかのお値段です。
でも、日本でヘッドスパの研修を受けてきた日本人の方に、グローバルミルボンという高級路線のスパ用ケア製品を使ってもらいながらですし、「大事な頭皮のケア+めちゃくちゃ気持ちの良いマッサージ」と思えば高くないと思います。
店内でグローバルミルボンのシャンプーやトリートメント(1400ペソ~1700ペソ)も購入できます。
コロナ禍でセブ在住の日本人も一時的に帰国している方が多くなっていますが、私の訪問時にもセレブな様子のフィリピン人女性が来ていましたし、ここなら高めの価格帯でもフィリピン人の富裕層の方がしっかり定着して支えてくれそうです。
値段だけはちょっとお高めですが、接客は優しく丁寧で気取ったところは全く無く、3人の日本人スタッフさんも仲がよさそうで雰囲気がすごく良かったのも印象的でした。
セブ滞在中の方や今後セブ島留学に来る方は、日本の美容院が恋しくなったらぜひ訪問してみてください!
お店基本情報【luve heart’s And Be(ラブハーツアンドビー)】
住所:88th Avenue, Gov. M. Cuenco Ave, Banilad, Cebu City
電話番号: (0995) 100-2176
公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/luveheartsandbecebu/