セブシティの新しいお洒落スポット「88th Avenue」を探索！

新型コロナで激動の2020年もあと残りわずかとなりました。長くロックダウンが続き持ち前の賑やかさを発揮できなかったセブでも、クリスマスが近づくにつれて少しずつ街や経済が活気を取り戻してきています。

そして、今年の春ごろオープンする予定がロックダウンによる工事中断などで延期されていたITパーク近くの新しい商業施設「88th Avenue」が2020年11月にいよいよソフトオープンしました。

「88th Avenue」は、大型ショッピングモールよりも小規模な商業施設です。これくらいの規模の商業施設はセブに多く存在し、大型モールに比べて以下のような利点があります。

商業施設の利点1　規模が小さくてアクセスしやすい＆ゆったり楽しめる！

小さ目のところは5～10店舗、大き目のところは10～30ほどの店舗が軒を連ねていて、駐車場や大通りから行きやすいことが多く、100店舗以上が集まる広大なショッピングモールと違って目当ての店に素早くアクセスできます。また、特別セールやイベントなどをやっている時以外はそこまで混み合うことも無いので、ゆったりと買い物や食事ができます。

商業施設の利点2　コンセプトが明確で自分の好みに合う店を見つけやすい！

商業施設全体のオーナーがテナントを募集する際にある程度コンセプトを確認しているので、商業施設ごとのカラーが明確。

安め～高めの価格帯、飲食店多めか物販が中心か、若者や子ども連れがメイン対象か（食べ放題店やキッズスペースがある）、大人向けでバーや夜の店もアリなのか等（喫煙所があったりする）…。商業施設のコンセプトによって客層もガラっと変わります。セブは地区によって住民の層もかなり変わるので、コンセプトや客層は立地に大きく影響されることが多いです。

例えば「Street Scape」（高級住宅街マリアルイサのすぐ横）は高級住宅街在住者向けの生活に密着したお店が中心、「Bonifacio District」や「Axis Entertainment Avenue」（アヤラモール近くと州庁舎近く）は日本含む各国料理の最新カフェやレストランが豊富、「The Walk」（ITパーク内）はフィリピンの若者に人気かつ昔から定番のお店が豊富、等です。

その施設のコンセプトがぴったりはまる場合は、1つの商業施設に複数のお気に入り店ができることも多いので、モールよりも効率よくショッピングや飲食を楽しめます。

フィリピン留学に来るとまずは何でも揃うアヤラやSMなどの大型ショッピングモールに行くことが多いと思いますが、ある程度慣れてきたらお気に入りの商業施設を開拓するのも楽しいですよ！

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回新しくできた商業施設「88th Avenue」は、「20店舗以上の大き目施設」「価格帯高め」「現地セレブや外国人向け」「お洒落度高め」という印象が強いです。

ソフトオープンということで、敷地内で既にオープンしていたのはまだ数店舗のみ。

2020年11月時点では「オープンエアのバー」「食べ放題焼肉レストラン」「現代風韓国レストラン」「タピオカ＆台湾カフェ」「デザートカフェ」「シンガポール系美容院」でした。

現在はまだ店舗工事中で今後オープン予定とポスターに書かれていたのは、「エステ＆審美歯科」「洋服屋」「ヨガ・ダンス教室」「ジム」「日本食」「ペットサロン」「日系美容院」とありました。オープン予定の店舗は変わることもありそうなのが心配ですが、楽しみです。

（後日追加した別記事：『セブにオープンした完全日本式の高級美容院「luv heart’s And Be」レポ！』）

施設は2階建て＋屋上のコの字型の建物で、全部で32の店舗が入るようです。施設前面と地下には200台分の駐車場があります。

オープンしている部分を中心に、施設の写真を紹介していきますね。