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セブのiStoreとガジェット屋さんで無線イヤホンを探した話

突然ですが、先日セブのAppleストア「iStore」でiPhoneSE(第二世代)を買いました。

店頭で旧スマホからデータを引き継ぎ、自宅に帰ってあらためて箱を開けてみて気付いたのが、イヤホンジャックも付属のイヤホンも入ってないこと。

日本でもiPhoneSE発売当初(2020年4月)は有線イヤホン(Lightning端子に接続するもの)と電源アダプターがついてきたようなのですが、なんと2020年10月以降新たに発売されたiPhoneにはイヤホンと電源アダプターは付属されなくなったそうなんです。

 

 

箱に入っているのは、ミニ説明書とライトニングケーブル、SIMピンのみでした。

ちなみにフィリピンでの販売価格は日本より高く、64GBバージョンで26490ペソ(約57,483円)。日本での販売価格は税込49,280円なので8千円ほどの差があります。
128GBは29490ペソ(約63,993円)でした。

 

そこで、アップル製品を扱う「iStore」をはじめガジェット屋さんが豊富なショッピングモール「アヤラモール・セントラルブロック」へ、SEに接続できる新しいイヤホンを探しに行くことにしました。

 

「iStore」のアップル純正イヤホンと値段

まずはアップル純正品のイヤホンを見てみようということで、セントラルブロック1階にあるフィリピン版アップルストア「iStore」へ。私が先日SEを購入した店舗です。

 

 

こちらがアップル純正の有線Lighitningイヤホン、EarPods Lightning Connector。1190ペソ(約2,582円)です。

 

 

そしてライトニング端子を使わず無線(ブルートゥース)で繋げるイヤホン、AirPods は9490ペソ(約20,593円)で、AirPods Proは 14990ペソ(約32,528円)でした。

 

 

AirPodsは日本でも2~3万円するので、輸入品の関税が高いフィリピンではもっと高いだろうとは思っていましたが、やはり高価です。

他の無線イヤホンに比べるとiPhoneとの連携や操作性が良いとはいうものの、購入には至りません。

 

あと、これは決して負け惜しみではありませんが、私はAirPodsの見た目がどうしても好きになれません。

かつてAirPodsが発売された当初、セブにいた私はしばらく実物を見ておらず、「新しいアップルの無線イヤホンが“耳からうどん”」という評価を聞いて「??」と思っていました。

しばらくして、セブで観光客らしき欧米人がAirPodsを着けていたのを初めて見たとき、見た目は思いっきりウエスタンな白人なのに、耳から出ているのはどう見てもうどんで、その衝撃が非常に大きかったです。

 

iPhoneのシェアが非常に高い日本にいるとみなさん見慣れているかもしれませんが、セブだとiPhone以外のスマホ利用者も多く、たまに旧AirPodsや耳から棒状のものが出ている系のイヤホンを見るたびに「まじか…」と思っています。

AirPodsでも最新のものは耳から見える部分が短くなっていて麺っぽさは少ないですが、最初の印象が悪すぎて「できれば自分は身に付けたくない」と思ってしまっています。

 

そんなわけで、アップル以外のイヤホン(無線または有線Lightningイヤホン)を探しに行きます。

ちなみに、セブの「iStore」では以下の写真のようにアップル以外のブランドの製品も置いているのですが、輸入品の中でもスペックやデザイン性は高いけれど値段も高いものが多いです。

 


しかも「iStore」ではアップル以外の商品には値札がついていないことが多く、いちいち店員さんに聞かないといけないのと、同じ製品でも他のガジェット屋さんの方が安く買えることも多いので、ちらっと見てからすぐにモール内の他のお店へ移動しました。

 

4Fの「Miストア」でイヤホンをチェック

アヤラモール・セントラルブロック4階にある「Mi Store」は、中国の格安高スペックスマホで有名なXiaomi(シャオミ)の家電ラインのお店です。

 

 

ここのガジェットはシンプルデザインで性能もそこそこよく、それでいてフィリピンのダサいデザインの電気製品と大して変わらないリーズナブルな価格設定なので、私は結構愛用しており、Mi Storeで買った家電・ガジェットが既に自宅に5個くらいあります。

そのため、わりと期待して行ったのですが、このお店、ライトニングイヤホンは無しでした。3.5ミリの通常イヤホンジャック用のものばかりです。

 

 

無線イヤホンもデザインがなんかゲーマー風というかなんというか…。光る必要ないですよね。

 

 

店員さんが声をかけてくれたので尋ねてみると、やはりライトニングイヤホンは置いていないとのこと。

でも無線イヤホンは他にもいくつかあるということで、奥から出してくれました。

 

 

左のノイズキャンセリング機能付きの高性能版が3490ペソ(約7,573円)、真ん中と右が1695ペソ(約3,678円)、1590ペソ(約3,450円)。

ここで連続再生時間を聞くと、3つとも最大4時間とのこと。

アップルの製品もそうですが、連続再生が4時間というのは短く感じます。

私は普段の生活はともかく、フィリピン~日本間を飛行機で移動するときは必ずイヤホンを使うので、直行便の飛行時間をカバーできる5時間以上は連続再生できるものが欲しいと思い、ここでの購入はあきらめることにしました。

 

ガジェット屋さん「Gizmo」のイヤホン品揃え

「Gizmo」は、アヤラモール・セントラルブロック紹介記事でも書いた、私が好きなガジェット屋さんです。

 

 

スマホ・PC関連だけでなく、インテリア家電や美容家電、パルスオキシメーターや血圧計などの医療系ガジェットも置いていて、各ジャンルごとの商品の種類は少な目かもしれませんが、どうでしょう?

 

 

こちらのお店は店員さんが一番フレンドリーな感じです。iPhoneSEに合うライトニングイヤホンか無線イヤホンを探しているというと、いくつか出してきてくれました。

400ペソ(約868円)のライトニングイヤホンもありましたが、特に惹かれるポイントがなく、無線イヤホンを見比べていて、気になったのがこちら。

TaoTronics(タオトロニクス)ブルートゥースイヤホンTT-BH07。

 

 

スマホとの接続はブルートゥースで無線ですが、左右のイヤホンがコードでつながっていて落としにくいタイプのものです。

聞いたことがないメーカーでいかにも中国製ですが、「防水、ノイズキャンセリング機能付き」で1300ペソ(約2,821円)ってかなり魅力的。

固いケースではなくポーチがついているのも好みかもしれません。

 

ただ、防水と言っても程度がありますし、好きなお店でも、フィリピンでは店員さんの言うスペックが常に正しいとは限りません。
個人的な経験では、(多分悪気なく)間違っていることが本当に多いので、できるだけ印刷物やメーカーの公式で確認すべきと思います。

その場で断って、アマゾンアプリで型番を検索して商品説明とレビューを確認しました。

(ちなみにフィリピンではアマゾンでの通販は一般的ではないので、値切りのための行為とはとられにくいです)

 

日本のアマゾンでは2200円~、壊れやすいというレビューや、割と持ちが良いとのレビューもありましたが、細かいスペックがあまり書かれていません。ベタボメのレビューは大体日本語の助詞がおかしいというのは中国製品あるあるなのでレビューは話半分に読み、メーカーの公式HPを検索すると、日本語HPと、日本のサイトでの別商品のレビュー記事なども見つかりました。

 

そして、メーカーの公式HPでは「Bluetooth 4.1/防水IPX6/aptX/5時間連続再生」という情報を確認できました。2018年発売の少し古いもののようです。

 

迷っていたら、店員さんが「試してみる?」と聞いてくれ、なんと試着だけでなく、実際に自分のiPhoneにつないで(ペアリングして)音楽を聞いてみることができました。

音質や反応、装着感は問題なく、手元のマイクリモコンで次の曲や前の曲、音量調整もできます。

8割気に入ったのですが、他の商品をもう少し見たかったので「ごめんだけど他のお店も見せて、後で戻ってくる」と言ってお店を離れました。

 

携帯ガジェットショップ「WEKOME」は品揃え豊富

次に行ったのは同じ4階にあるこちらの「WEKOME」。携帯まわりの雑貨を扱うガジェットショップです。

 

 

ここは商品の陳列や値札がわかりやすく、中国だけでなく日本や韓国からの商品の割合も高いのでたまにのぞくお店です。

 

 

ここでは無線イヤホンの最安商品が見つかりました。250ペソ(約542円)!

 

 

ライトニング有線イヤホンも2種類ありました。他のお店より安く、250ペソ(約542円)/295ペソ(約640円)でした。

 

 

ここまで来て、無線が欲しくなってきたのと、250ペソの最安無線はさすがに心配なので、日本でも目にする「JBL」というメーカーの無線イヤホンを見てみます。1450ペソ(約3,146円)と1650ペソ(約3,580円)のものです。

 

 

こちら(左のJBL TUNE110BT)のスペックは連続再生6時間、マイクリモコン付きで、見た目も先程見た1300ペソのイヤホンとよく似ています。違いは防水やノイズキャンセリング機能が無いことです。

 

JBLのほうがさっきのTaoTronicsよりメーカー知名度はあり、日本のアマゾンでの販売価格よりもセブで買う方が多少安い、とこちらの方がセブで買うお得感はあります。

ただ、試着はできないとのこと。それが普通ですよね。(さっきのGizmoがゆるかっただけ)

 

結局購入したのは…

JBLのイヤホンがかなり気になりはしたのですが、耳への装着感や操作性が確認できていないのがちょっと不安だったので、先ほど試聴させてもらった「Gizmo」へ戻ることにしました。

そして、最初に見た「TaoTronics TT-BH07」を購入。IPX6ということで、汗をかくジムやプールサイド、多少の雨でも使えそうな防水という点が決め手でした。

 

 

ただ、もしTaoTronicsのものがすぐに壊れたり無くしたりしたら、次は「WEKOME」でJBLのイヤホンを購入しそうです。

(追記:その後約1年、少々の小雨でも気にせず使っていましたが、壊れることもなく問題なく使えています!)

 

以上、ムダに細かいお買い物レポでした。

セブ島留学中に携帯関連製品をなくしたり壊したりする方、結構いらっしゃると思うので、急遽セブでスマホガジェットを購入することになった時のお店まわりの参考にしていただければ幸いです!

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