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フィリピン地元紙で英語学習!「ホーリーウィークのスナック」

この記事は、セブの代表的な新聞、「SUNSTAR」紙より、フィリピンの文化を感じられる新聞記事や、フィリピン留学や日本と関連する新聞記事を紹介しながら、英語の解説も行うシリーズです。

フィリピンやセブ島留学に興味のある方に、少しでもフィリピンを身近に感じていただきながら、かつ英語学習にも役立てていただければと思います。

 

※英文の著作権はすべて「SUNSTAR」紙に帰属します。

 

本日の記事はこちらです。

Light snacks for Holy Week
「ホーリーウィークのスナック」

出典:https://www.sunstar.com.ph/article/1890450/Cebu/Lifestyle/Light-snacks-for-Holy-Week

 

Most Christians will be observing the Holy Week which is set from March 28 (Palm Sunday) to April 4 (Easter Sunday) this year.

訳:大部分のクリスチャンは、今年は3月28日(パームサンデイ/棕櫚の主日)から4月4日(イースターサンデイ/聖日曜日)までとされているホーリーウィーク(聖週間)を祝うだろう。

 

◆ observe 守る、観察する、監視する、観測する、(祝祭日を)祝う 

※observeは、日本の英語授業では「観察する」という意味で覚えた方が多いと思いますが、ここでは5番目の意味の「(祝祭日を)祝う」と訳すのが適当です。他に、「Observe health and safety protocols 健康安全手順を守る」などルールを守る、という意味でもよく使われる単語です。チームのオブザーバー(立会人、傍聴者)や、観測所(天体、動物、海洋など)=Observatoryという使われ方は日本でも知られているかもしれません。

 

★フィリピン、特にカトリック教徒が大部分を占めるセブでは、1年のうち最も重要な祝日は、クリスマスと並んでこの「Holy Week(ホーリーウィーク、聖週間)」です。クリスマスよりも長い4連休ですし、「おとなしく過ごす」日があるので少しおごそかな雰囲気もあります。
たいていの語学学校はこの期間休みとなるので、セブ島留学生にも関係のある祝日です。

 

While Holy Monday, Tuesday and Wednesday usually go on as usual (perhaps, with some, practicing slightly a bit more reverence in their prayers), the annual holy obligations begin on Holy Thursday when Christians commemorate Jesus Christ’s last supper with his disciples (and the washing of the feet), then move on to Good Friday when Christians are obligated to eat only one full meal (fasting) and abstain from meat in the process.

訳:ホーリーマンデイ、テューズデイ、ウェンズデイ(聖月曜日・火曜日・水曜日)はたいてい通常通りに過ごし(ひょっとするとお祈りの際にいつもよりも崇敬を込める人もいるかも)、年に一度の聖なる義務は、キリスト教徒がイエスキリストの使徒達との最後の晩餐(と弟子の足を洗った事)を記念する、ホーリーサーズデイ(聖木曜日)に始まり、キリスト教徒が1日に1回しか十分な食事をとらず、肉を控えるホーリーフライデイ(聖金曜日)に続く。

 

◆ as usual いつも同様、普段通り 
※シンプルですが日常会話でも非常に出番の多い便利な表現です。

◆ reverence  畏敬の念、崇敬、尊敬、崇拝 

◆ prayers 祈り ※「practice prayers」で「お祈りをする」「祈りを捧げる」

◆ annual 年に1回の、毎年の、毎年恒例の、年刊の

◆ obligations 義務

◆ commemorate (特別な出来事などを)祝う/記念する、(死者などを)しのぶ/追悼する

◆ be obliged to ~ ~しなければならない、~する義務がある

◆ fasting 断食、絶食、食事を抜くこと 

※日本でもファスティングダイエット(一定時間食事をとらないダイエット)という言葉で知られているかもしれません。ちなみに、朝食の「Breakfast」は、「Break +Fast:断食を破る」ところから来た単語です。

◆ abstain from  (快楽や嗜好品、食物などを)控える、慎む

 

 

Black Saturday is usually void of any activity, while Easter Sunday marks the resurrection of our Lord Jesus Christ—a celebration over the power of death, an event that would forever change the world.
What does food have to do with all of this?

訳:ブラックサタデー(聖土曜日)は、通常どのような活動も行わない一方、イースターサンデイ(復活祭の日曜日)には、神イエスキリストの復活を祝う―死の力を超えた、その後の世界を変えることになった出来事を祝う。
これらすべてに食べ物がどう関係しているのだろうか?

 

◆ void 無効な、役に立たない、空っぽな

◆ resurrection  生き返り、よみがえり、(死からの)復活、蘇生 

◆ have to do with  ~ ~と関係/つながり/関わりがある

 


Filipinos and their love for making an occasion out of everything—usually marked with a delicious spread—can hardly be separated. Even fast-food joints have their own “Lent Specials” just so Pinoys can indulge a little bit (we’re all guilty of enjoying one tuna pie or two).

訳:フィリピン人と、何でもかんでも行事を祝う(しばしば”美味しい”方面に行く)のが大好きなことは、切っても切り離せない。
ファストフード店でさえ、フィリピン人が少しだけ楽しめるようなオリジナルの「受難節スペシャル」商品を用意する。

(我々は皆、ツナパイを1つ2つ食べる罪を犯しています)

 

◆ make occasion (行事などを)祝う

◆ out of everything 何でも

◆ marked with~  ~の印をつけられる → ~として知られている 

◆ can hardly be separated ほとんど分けることはできない → 切り離せない、切っても切れない 

◆ Pinoy フィリピン人、フィリピンの 
※一般的に「フィリピン人」という時は、「Filipino」という英語を使いますが、少しカジュアルにフィリピン人やフィリピン文化を表す時に使われる単語です。Pinoy pop(K-PopならぬP-Popと呼ばれるフィリピンの大衆音楽)や、レストランでド定番なフィリピン料理をPinoy specialと呼んだりします。

◆ indulge (人や自分を)甘やかす、~にふける、~におぼれる、喜ばせる

※アイスクリームやチョコレートのCMに、これ食べてうっとりして下さい!という感じでしょっちゅう出てくる単語です。

 

フィリピンで有名なアイスクリームブランド「Magnum」のIndulgeシリーズの広告。まさにIndulgeしてます。

 

★文末の「We’re all guilty of enjoying tuna pies」ですが、肉を食べてはいけないとされる聖金曜日になぞらえ、ホーリーウィークのこの時期は、フィリピンの国民的ファストフード店ジョリビーで魚を使った「ツナのパイ」が限定販売され、大人気なところから来ているようです。

ジョリビーのLent Special、ツナパイセット

 

Anyway, here are three snack items one might want to prepare at home during this Holy Week. Serve it light, serve it easy. These treats are tried and tested by religious Pinoys year after year.

訳:さて、ここで、ホーリーウィーク中に家庭で準備したい3つの軽食アイテムを紹介します。

手軽で簡単、これらのおやつは信仰のあるフィリピン人たちに年々作られてきました。

 

◆ Anyway  とにかく、いずれにせよ

※強引に話題を変える時に、Anyway、と言ってから話し始める、という使い方です。

◆ treats  おやつ

◆ religious  信心深い、敬けんな、信仰の厚い

◆ year after year  年々、毎年のように

 


Palitaw

In the essence of humility, the palitaw is a small, flat rice cake. It is sweet and made from washed, soaked and ground glutinous rice. Of course, Filipinos like to enjoy their merienda, so the simple palitaw must be had with a generous sprinkling of muscovado.

訳:Palitaw(パリタウ)
すこし控えめに言うと、パリタウは小さくて平べったいお餅です。甘くて、洗って水に漬けすりつぶしたもち米から作られます。もちろん、フィリピン人はメリエンダ(おやつ)を楽しむのが好きなので、シンプルなパリタウはムスコバドシュガー(さとうきびから作る黒糖)をたっぷりとかけなければなりません。

 

◆ humility 謙遜、謙虚

◆ rice cake  お餅
※日本食、特にお菓子を英語で紹介するときに頻出の単語ですが、フィリピンもお米大好き文化なのでrice cakeはたくさんあります。 

◆ ground 挽いた、(臼などで)すりつぶした、粉末の

※「grind すりつぶす、グラインドする」の受け身で、「ground すりつぶされた、粉にされた」になります。ひき肉は「ground meat」です。

◆ glutinous rice もち米
※もち米は、フィリピンのローカルおやつには必須の材料です。 

◆ merienda おやつ、軽食 
※こちらは英語ではなくスペイン語ですが、フィリピンの言葉にもなっています。

◆ generous 寛大な、気前のよい、惜しみない、たくさんの

◆ sprinkling パラパラとかけること 
※スプリンクラー(散水栓)のスプリンクルです。料理のシーンで意外とよく使われる英単語です。

◆ muscovado マスコバド(サトウキビから作る砂糖)

※サトウキビのしぼり汁を煮詰めて作る黒砂糖で、日本でも製菓材料店などで買うことができます。精製していない健康に良い砂糖で、水で煮詰めると黒蜜そっくりの味になります。

 

★訳していて、食べたくなったので自分で作ってみました!とても簡単なので、良かったらこちらの記事「ホーリーウィークに食べるローカルおやつ”Palitaw”の作り方」も見てみてください。

 

Squid Ball, Fish Ball and Tempura
In the Philippines, squid and fish balls, and tempura are not as premium as they are in Japan. These come in the form of cheap street food, deep fried by vendors outside church premises. Served hot and with a sweet and spicy sauce, these perfectly fit the description of “little indulgences.” If one wants to push the limits, have some kwek kwek (deep fried battered quail eggs).

訳:イカ団子、魚のすり身団子、テンプラ
フィリピンでは、イカや魚のすり身団子、テンプラは日本でのそれのように高級なものではありません。これらは安いストリートフードスタイルで、教会の外にある屋台業者によって揚げられて供されます。

あつあつを甘辛いソースと共に出されると、まさにそれは「ちいさな贅沢」です。

もっと限界を越えたい方は、クウェッククウェック(衣をつけて揚げたうずら卵)も食べましょう。

 

◆ squid イカ

◆ not as 形容詞 as ~  ~ほど(形容詞)でない

◆ deep fry (油で)揚げる 

※日本では揚げ物を「フライにする」と言いますが、英語ではfryは単に「焼く」です。揚げる時はdeep fryと言います。

◆ vendor 業者

◆ indulgence  耽溺、ふけること、甘やかし、迎合、道楽

◆ push the limits 限界を越える、限界を押し広げる

◆ battered (揚げ物用の)衣をつけた、バッター液をつけた

◆ quail egg うずらの卵

 

★原文中にTempuraとありますが、これはもちろん日本語の「天ぷら」から来ています。

本文中にあるように、日本の天ぷらとは「揚げている」ことくらいしか共通点が無く、魚のすり身を小さくちぎって揚げただけのジャンクなものですが、結構おいしいです。文末にあるクウェッククウェック=揚げうずら卵は私も個人的に大好きです(名前の響きも好きです)。

 


こちらは屋台ではありませんが、タピオカミルクティチェーン「Bubble Tea Station」の軽食メニュー写真です。

こんな感じの魚のすり身揚げが「Tempura」、イカ団子が「Squid Ball」です。「Bubble Tea Station」は屋台よりは少し高いですが、きれいなモール内などにあることが多く、60円位でミルクティーと一緒に手軽に食べられるので、ぜひセブ島留学中に試してみてください!

 

Binignit

The Visayas is represented loud and proud with this traditional recipe. Usually enjoyed when the clock strikes 3 on Good Friday, binignit is a warm dessert soup traditionally made with glutinous rice, bananas and taro, cooked in coconut milk. Other versions in the country go by the name of guinataang halo-halo or bilo-bilo. This dessert is so deeply rooted in the Holy Week tradition, that missing out on binignit on Good Friday feels like committing a culinary mortal sin.

訳:Binignit(ビニグニット)

この伝統的なレシピは、ビサヤ地方(フィリピンの中でもセブがある地域)のものが有名かつ評判です。通常、聖金曜日、時計が3時を指すときに楽しまれるビニグニットは、温かいデザートスープで、伝統的にはもち米とバナナやタロイモをココナツミルクで煮て作ります。フィリピンの他の地方では、「guinataang halo-halo」や「bilo-bilo」といいます。

このデザートはホーリーウィークの習慣として深く根付いており、聖金曜日にビニグニットを食べないでいると、食における大罪を犯したような気分になります。

 

◆ be rooted in ~に根差している

◆ culinary  料理の、台所の

◆ mortal sin 大罪

 

★ビニグニットは「お米と芋とバナナの甘いスープ・温かいおしるこ風南国ココナツバージョン」のようなものです。

タピオカや白玉団子を入れる場合もあるようです。

外で食べるというよりは、各家庭でオリジナルのものを作って家族で食べる、お雑煮のような存在です。

セブ島留学生が一番手軽に食べられるのは「Squid/Fish Balls/Tempura」、次にPalitaw、そして最も家庭的で外で見かけることが少ないのが「Binignit」でしょうか。

4月前半にあるホーリーウィーク(毎年日付は変わります)にセブ島に来る機会があれば、ぜひどれか1つは試してみてください!

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