雰囲気の良い隠れ家イタリアン「Asmara」でランチ&プール!
セブでは空港に近いマクタン島にあるリゾートホテルの他、シティ中心部にあるいくつかの中級~高級シティホテルでもプールのデイユース(宿泊せずプールのみ)が利用できます。
ここの記事でも、「ウォーターフロントホテル」「マルコポーロホテル」「バイホテル」などのシティホテルのプールデイユースを紹介してきました。
●セブでプールも再オープン!ウォーターフロントホテルのお値打ちデイユース
●山の上の高級ホテル、マルコポーロでお食事&プールのデイユース
●泳ぎやすい!bai hotel(バイホテル)プールのデイユース!
今回は、ホテルよりもこじんまりとした、隠れ家的な雰囲気のあるイタリアンレストラン&複合施設の「Asmara Urban Resort and Lifestyle Village(アスマラ・アーバンリゾート・アンド・ライフスタイル・ビレッジ)」へ行ってきましたので、レポートしたいと思います!
Asmaraへの行き方
この施設、かなり奥まった場所にあるので、知る人ぞ知る感じの隠れ家的存在です。
セブではよく知られている日本食材店「町屋マート」と、高級住宅街「Maria Ruisa(マリアルイサ・ヴィレッジ)」の間にあるローカルな細い路地を進んだところにあるため、知らない人はまずたどり着けないかもしれません。
町屋マートのある角をMaria Ruisa方面(山側)に曲がり、2分ほど歩いたところで右手にAsmaraの看板が見えます。
この角を右に入って1分位歩いていると、左手にテニスコートが見えてきます。
テニスコートを左へ曲がると玄関に到着です。
Asmaraのインテリア
Asmaraのコンセプトは、健康的な美味しいイタリアンフードやナチュラルドリンク、お洒落なカクテルを提供し、テニス・スカッシュ・ヨガ・卓球・水泳などのスポーツも楽しめる場所。
レストランの隣にはプールとテニスコートが、建物内にはスカッシュコートと卓球台があり、2階ではヨガ教室が行われています。(すべて予約制)
こちらの施設、実はセブには何年も昔からあり、以前は「Sandtrap(サンドトラップ)」「Banilad Sports Club(バニラドスポーツクラブ)」という名前で、その頃からプールやテニスコート、レストランバーなどもありました。
それを3年前にイタリア人のインテリアデザイナーであるオーナーが買い取って、ベースの建物はそのままに、内装やサービスをぐっと洗練・充実させたのが、この「Asmara Urban Resort and Lifestyle Village(通称アスマラ)」です。
以前の施設には無かったお洒落な雰囲気があります。
レストランの向こう側にはテニスコート。
反対側はプールです。(プールの奥に見えるのは新たにオープンした「Asmara Hotel」です)
バーカウンターもあり、お酒の種類も充実しています。
食事を注文
お昼前に行き、プールでひと泳ぎしてからランチです。
パスタ・メイン・サイドをそれぞれ3種から選べるランチセットがあったので、そちらを注文しました。
このときのメニューはこちらです。
パスタはプッタネスカ/ポモドーロ/ペペロンチーノ、メインは茄子とトマトのチーズ焼き/チキンのソテー/イタリアンソーセージ、サイドはフルーツサラダ/グリーンサラダ/マンゴーパンナコッタから1つずつ選べて、650ペソ(約1,417円・サービス料10%加算で約1,560円)です。
セブの場合、インテリアがお洒落なお店って、味が伴わないことも多いのですが、これは美味しかったです!
まずはパスタで選んだリガトーニのポモドーロソース。トマトソースがフィリピン風じゃなくてパスタもちゃんとアルデンテで、量は少ないものの、650ペソで3品のうちの1品ならかなりお得感がありました。
次はチキンのソテー。
…こちらは、見た目は正直ちょっと平凡です。
ですが食べてみると、レモンとガーリック味のチキンに、人参とバルサミコ酢のソースの甘みがよく合って、外見から想像するよりずっと味は良かったです。盛り付けだけが残念。
サラダも、あまり見た目を気にしていない感じですね!
ですがこちらもドレッシングが美味しく、満足感がありました。
セブのレストランは、日本食レストランを除くと、ランチコースをやっているところは少ないんです。
なので、いろんな料理を少しずつ楽しめるランチコースが美味しいお店は貴重です。
食べ終わってみて、また来ることを確信し、次は「ペペロンチーノ・茄子とトマトの重ね焼き・パンナコッタ」にすると決めました!
予約時に「プール近くの席」をとってもらうと、食前食後にすぐに泳ぐことができます。
併設のプール
レストランのすぐ隣にあるプールは、400ペソ(約872円)で利用できます。
セブによくある変形型のプールで、半分は浅いキッズ用、半分は大人用の4フィート(122㎝)~場所によって5.5フィート(168㎝)はありそうな深さとなっています。
オレンジ色の物体は固いプラスチックのような素材の浮輪で、プール利用客はこれとビート板が自由に使えるようになっていました。
ここのプールの良いところは、街中の便利な場所にあるにも関わらず、自然に囲まれているところ!です。
Asmaraではプールの周りを樹々が取り囲んでいて、風に揺れるヤシの木やアカシアの木の葉音と、小鳥の声を聴きながらゆったり泳いだり浮輪で浮かんでいるのが最高でした。
近くに木があるとプールの水面にどうしても落ち葉や木の実が落ちてしまいますし、掃除も大変ですが(実際利用中もスタッフの方が何度か網ですくっていました)、この自然を感じられる環境の気持ちよさは水の綺麗さよりも私にとってはメリットが大きかったです。
プールの大きさや泳ぎやすさはウォーターフロントホテルやBaiホテルなどの高級ホテルのほうが優れているのですが、Asmaraの場合は自然に囲まれた離島の田舎に来たような気分が味わえるので、遠出したい気分のとき、日常から離れてリフレッシュしたいときに最適だと思います。
これがプールサイドにある、大きなアカシアの木。旧Sandtrap、Banilad Sports Club時代から生えていたと思うので、今のオーナーさんが残してくれて良かったです。
プールの横には更衣室があります。
更衣室も小さいながらお洒落で清潔なのですが、残念な点がひとつ!シャワーのお湯が出ません。
フィリピンでは珍しくないことですが、ドライヤーやアメニティー、ロッカーもないので、タオルやアメニティー、洋服を入れて更衣室内のベンチに置ける袋などは持参しましょう。
お湯が出ないことだけが残念でしたが、総合的にはプールとランチ、どちらも大満足のAsmaraでした。
セブ島留学中に、大人な雰囲気のレストランやまったりプールを楽しみたいという時にぜひおすすめしたいです。
なお、Asmaraは今年(2021年)、隣接した土地に全16室のホテルをオープンしました。現在はソフトオープン中で、6月にグランドオープン予定だそうですが、お部屋を見せてくれたので、別記事で紹介したいと思います。
日本人の方が気に入りそうな洗練されたインテリアのホテルなので、セブへ観光客の訪問が再開すればきっと人気が出ると思います。
宜しければそちらもご覧ください!
お店基本情報【Asmara Urban Resort and Lifestyle Village(アスマラ・アーバンリゾート・アンド・ライフスタイル・ビレッジ)】
住所:Paseo Saturnino, Maria Luisa Road, Banilad, Cebu City
電話番号: (0917) 708-1079 / (032) 384-9958
公式ホームページ:https://asmaraurbanresort.com/
フェイスブックページ:https://www.facebook.com/AsmaraUrbanResort/