セブで淹れるコーヒー②ドリップバッグとコーヒー豆編
さて、前回の記事ではセブで手に入るコーヒーのうち、甘い3 in 1のコーヒーミックスやインスタントコーヒーを紹介しましたが、今回は本気度高めのドリップバッグとコーヒー豆についてです。
一部のスーパーで買えるドリップバッグ 本気度★★★★☆
セブでも一部のスーパーでは、ドリップバッグが売られいることがあります。
外国人が多く住んでいる地域にあるスーパーや、価格帯の高い高級寄りのスーパーなどで見かけることが多いです。
UCC Special Blendドリップコーヒー:8袋254.5ペソ(1パック31.8ペソ=約70円)
キーコーヒー ドリップオンバラエティパック:10袋319ペソ(1パック31.9ペソ=約70円)
ローカルコーヒーのGourmet Farmsドリップバッグ:10袋280ペソ(1パック28ペソ=約61円)
また、セブにそれぞれ数店舗あるUCCやCivet Coffeeなどのカフェでも、自社ブランドのドリップバッグを大体1パック100ペソ(約218円)前後で販売しています。
ドリップバッグは、どれもフィリピンではまだ珍しい高級品扱いで、種類も少なく、日本での販売価格の倍くらいすることも多いです。
コーヒー好きな方、例えば日本では普段からインスタントコーヒーは飲まないというような方は、セブで気に入る&リーズナブルなドリップバッグが見つからないかもしれないので、お気に入りのドリップバッグを日本から持ち込むほうが、味の面でもコスト面でも良いと思います。
私も一時帰国の際にはマイルドカルディや地元神戸のバターコーヒーのドリップバッグを多めに買っておき、セブで大切に飲んでいます。
ちなみに、日本のコーヒー屋さんに聞いたところ、窒素充填のドリップバッグなら、気温の高いセブでも常温保存で品質が保てるそうですよ。
留学生の方でドリップバッグを持参する場合は、語学学校の寮の規則で、電気ケトル(安いものなら現地で600ペソ=約1308円前後から購入可能)をお部屋で使用しても良いかどうかを確認しておけば万全ですね。
コーヒー専門店で豆を購入 本気度★★★★★
コーヒーにこだわりのある方なら、セブ現地で豆を買って日本から持参した道具で淹れる、ということも考えているかもしれません。
まず、道具類は日本のほうが確実に品ぞろえが良いです。カリタやメリタ、ハリオなどのコーヒー道具やイタリアンブランドのコーヒーマシンはセブでも高級デパートのルスタンスなどで取り扱いがありますが、日本の倍以上の価格なうえ、詳しいスタッフがいない、在庫が安定していないということが多いです。
豆を販売するお店はセブでも増えていて、安いところなら100gあたり100ペソ(約218円)前後、まあまあのお店なら100gあたり150~250ペソ(約327~545円)くらいから買えます。
ほとんどのお店で、ポアオーバー用(普通のドリップ用)、フレンチプレス用、エアロプレス用、コーヒーメーカー用、エスプレッソマシン用など目的に合わせて無料で挽いてくれます。
スターバックスでも豆を250gあたり400~650ペソ前後で販売していますが、以前日本のスタバで働いていた方が、「セブのスタバは正直豆の管理がかなり適当」と言っていたので、同じレベルの品質は期待しないほうがいいかもしれません。
私が美味しいと思ったセブのコーヒー専門店「Tightrope Coffee(別記事)」や「Treet Street Cafe(別記事)」でも、コーヒー豆の販売をしています。もし私が道具をそろえて自宅で淹れるなら、とっておきのコーヒーはぜひこの二店で買いたいと思っています。
ただ、値段も高めで、私が見たときは、250gあたり675ペソ(約1472円)や100gあたり550ペソ(約1200円)の豆が販売されていました。
この2店はカフェの居心地もいいので、ぜひ一度お店で飲んでみてください!
もう少し安めのコーヒーショップとしては、セブに3店舗ある「Little Farmers Coffee」が美味しいのですが、ここではフィリピンの各地方でとれるローカル豆を厳選し、小分けパックで50gあたり31ペソ(約68円)~50ペソ(約110円)とリーズナブルに販売しています。
引用:Little Farmers Coffee公式HPより
このLittle Farmers Coffee、カフェというよりスタンド形式のお店ですが、1杯60ペソ(約130円)前後でコーヒーが飲めるので、好みのローカルコーヒーが見つかれば、日常用にはそういった豆を購入するのが経済的にはよさそうですね。
コーヒー好きの方はぜひ、参考にしていただければと思います。