セブの父の日プロモで「お父さんの肖像画」を描いてもらったら…?
先日、セブの新聞記事をもとに英語表現などを紹介する記事「フィリピン地元紙で英語学習!「パパに気持ちを届ける方法」を書いていて、現地で行われている父の日イベントのひとつに、とても気になるものがありました。
ショッピングモール「アヤラセンターセブ」でやっていた、「Father’s Portrait Promo(お父さんの肖像画キャンペーン)」です。
記事の英文を紹介すると、
Choose your favorite photo of your dad and have Cebuano artists draw a portrait for free when you present a single or accumulated receipt spend of at least P3,000 from any Ayala Center Cebu stores.
アヤラセンターセブでは、モール内の店で3000ペソ以上利用したレシート(1枚でも複数レシートの合計でも)を提示すれば、好きなお父さんの写真をもとに、セブのアーティストが無料でポートレートを描いてくれる。
(引用:サンスターセブ)
とあります。
そこで、父の日の少し前にアヤラセンターへ行ってみて、実際どんな感じの肖像画なのか、見せてもらいました。
こちらは見せてもらったサンプル。額にも入れてもらえて、かなり良いんじゃないでしょうか?
モール内のイベントスペースでは、複数名の地元アーティストの方が、こんな感じでリラックスして描いていました!
申込みや受け取りはモール1階中央のコンシェルジュ(お客様センターみたいなところ)で行います。
手順は以下のような流れです。
◆ アヤラモール内のお店で3000ペソ分の買い物をしたレシート(1枚でも、複数の店の合計でも可能)をコンシェルジュに提示し、お父さんのプリントされた写真(デジタルデータは×)を預けて、ノートに名前と住所と電話番号を記入。
◆ 受領書を受け取る。仕上がりまで5日ほどかかるので、指定された受領日に、受領書を持って自分でアヤラモールへ取りに行く。
◆ 複数人で写っている写真でも可能だが、絵にしてくれるのはお父さんのみ。写真は仕上がった肖像画とともに返却される。
◆ 画家さんは複数名おり、誰が描いてくれるかはわかりません。
実は私の父は若い頃に亡くなっていて、セブの自宅に写真を置いているのですが、昔の写真なので小さいサイズのものが多く、デジタルデータの写真やネガも無いため焼き増しもしづらい状態でした。
サンプルを見ると肖像画はB5くらい、額に入れるとA4くらいのサイズです。これは欲しい!と思い、大慌てで消耗品など3000ペソ(約6,540円)分をなんとか買い込み、レシートをコンシェルジュに提出しました。
それから5日後に、ワクワクしながら取りに行ってきました!
こちらが完成した肖像画です。
んん…?
上手いんですが、なんか可愛いらしい…というかそこはかとなくフィリピン人風…?
故人かつ、かなり前のものなので、元になった父の写真も顔出しします。
違いが分かりますでしょうか?
前髪がクルっとして、目がつぶらになって、頬骨が高くなって、鼻が丸っこくなっている感じです。
日本にいる家族に見せると、最初は父ではなく、フィリピン人の有名人で父親に似ている人かと思ったらしく、「ドゥテルテ大統領の側近にいそう」「日本語はまず喋れなさそう」「でもこういう顔でフィリピン人に生まれ変わっていたらお知り合いになりたい」などとなかなか盛り上がりました。
すごく丁寧に、たぶん写真よりも優しそうに描いてくれたのは嬉しいのですが、家族からするとやっぱり似てるけど違う!と思ってしまうんですよね。同じフィリピン人だったら、そんなに違和感は無かったのかもしれません。
部屋に飾ろうと思っていたのですが、どうも知らないフィリピン人のおっさんを飾ってるみたいな気分になるので、ちょっと考え中です(笑)
でもこの企画自体はとてもいいと思うので、またやってほしいです。
もし来年の父の日に同じ企画があったら、絶対再挑戦しよう!と思いました。(いろんな画家さんがランダムで描いてくれるので)
フィリピンは右脳系の才能のある人が多く、絵が上手い人、歌やダンスが上手い人などたくさんいます。
短期の旅行だけでなく、セブ島留学のように一定期間セブに滞在する方は、こういうちょっと変わった企画があれば積極的に試してみると面白いと思います!