セブで買える健康系ドリンク①野菜ジュースとフルーツジュース
フィリピン・セブ島留学で勉強に集中し、余暇を思い切り楽しむためには、体調管理も重要な要素です。
とはいえ、セブのほとんどの語学学校では食事が提供されるので、毎日の食事を一から自分で用意することはあまりありません(一部食事がついていない学校や自炊可能な学校もあります)。
そこで、留学中の食生活に手軽にプラスできる、セブで買える健康的なドリンクのうち、私のお気に入りをいくつか紹介していきたいと思います。
①野菜ジュースとフルーツジュース
②ココナッツウォーターと乳酸菌飲料(と無糖のお茶)
の2回に分けてご紹介します!
野菜ジュース
フィリピンで特に不足しがちなのが、野菜です。
野菜を手軽にジュースでとれると便利なのですが、フィリピンはそもそも野菜が好きでない人が多く、野菜ジュースの選択肢があまり多くありません。
とくに庶民派のスーパーでは置いていないことも多いので、外国人が良く行くようなショッピングモール内の大きめのスーパーで探すのがおすすめです。
まず、大きなスーパーでよく見かける1リットルパックの野菜ジュースを紹介します。
「Tipco Mixed Veggie Juice」1リットル136.5ペソ(約298円)です。
人参とセロリをベースに、オレンジやパイナップルなどのフルーツがミックスされている野菜ジュース。果汁が入っているので飲みやすいです。
上のTipcoよりもっと飲みやすいのがこちら。
日本の会社、ポッカの「POKKA キャロットフルーツジュース」240ml缶35ペソ(約76円)です。
割と甘みが強いので私はそこまで好みではありませんが、それほど高くもなくいろいろなスーパーや、たまにコンビニでも見かけます。
最後に濃い野菜ジュースを。
アメリカ産の「キャンベル V8 100% Vegetable Juice」340ml缶59ペソ(約129円)です。
8種類の野菜(トマト、人参、セロリ、ビーツ、パセリ、レタス、クレソン、ほうれん草)が入っていて、濃厚でどろっとしています。野菜ジュースというよりトマトジュースや野菜スープに近いかも。
甘みは少なく塩味が強めなので大人向け、トマトジュースが好きな人向けです。
コンソメやウインナーを入れてスープにしたり、カレーを作る時に入れると日本のルウが無くても美味しくなるので、私は安売りしている時に料理用に買い置きしています。
果物ジュース
セブのスーパーで買える100%フルーツジュースの多くは、濃縮還元です。濃縮還元とは、果物を一度水分を飛ばした状態にして冷凍したあと、再度水分を加えてからパック詰めしたものということです。(日本でも、リットル300円以下のフルーツジュースは大体濃縮還元です)
英語ではFrom Concentrateと表記されています。
フィリピンでの濃縮還元ジュースの値段は1リットル90~130ペソ(約196~283円)前後です。
味はそれなり、でしょうか。日本の「トロピカーナ」「ミニッツメイド」「ポンジュース」などの濃縮還元ジュースに比べると残念ながら味は劣っている気がします。
なお、ジュースのラベルに「Fruit Drink」「Juice Drink」と書いてあるものは、すべて100%ジュースではなく、果汁が一部入っているだけだったり、砂糖と香料で作られた清涼飲料水なので要注意です。
果物の絵が描かれたパッケージを見て日本のように果汁100%ジュースと思って買ったら、激甘のジュースだった…ということはフィリピンあるあるなので、果汁100%が良い方はラベルで必ずチェックしてくださいね。
また、アヤラセンターなどにある外国人客が多いスーパーでは、「Not from Concentrate」と表記された、果汁をそのまま絞ったジュース(日本でいうストレート果汁)が買えます。
日本同様、ストレートタイプの100%フルーツジュースは高く、1リットル150ペソ(約327円)以上することが多いです。高いですがやっぱり美味しいものが多いのでフルーツジュースに奮発したくなったらぜひ買ってみてください。
私の好きな濃縮還元でないフルーツジュースはこちらの2つです。
「Chios Gardens 12 Orange with Juicy Bits Juice(キオスガーデンズ繊維入りオレンジジュース)」1リットル150ペソ(約330円)
ギリシャ産のオレンジを1リットルで約12個も使ったストレートタイプのオレンジジュース。
甘みと酸味のバランスがとても良く、ほんの少しのほろ苦さもあって、まさにオレンジ!!という感じがします。繊維が入っているのも、フィリピンでは珍しくて嬉しいです。
フィリピンで売られているオレンジ100%ジュースは濃縮還元も含め10種類は試し、どれも甘すぎたり酸味が強すぎたり薄かったりと満足できないでいましたが、このメーカーのものはダントツで美味しいと思います。
会員制スーパー「Landers(ランダース)」(別記事)や少し高級寄りのスーパー「Rustans(ルスタンス)」で買えます。
「Florida’s Natural 100% Premium Ruby Red Grapefruit Juice(ピンクグレープフルーツジュース)」1リットル210ペソ(約460円)
こちらはアメリカ産の輸入ジュースで、ピンクグレープフルーツのストレートジュースです。かなり高いですがさすがに美味しいです。ちなみに同じブランドのオレンジジュースもありますが、オレンジジュースなら上のChios Gardensの方がコスパもいいし、味も日本人好みの繊細さがあると思います。
番外編「Thirsty」のApple Orange Juice
「Thirsty」とは、セブやフィリピン各地のショッピングモールなどにあるスタンド形式のフルーツシェイク屋さんで、セブ留学に来た方の50%以上は試すのではないでしょうか?
マンゴーやバナナ、パイナップルやスイカのシェイクをその場で作ってくれて、果物やサイズにより50ペソ~80ペソ前後(約110円~174円くらい)です。
季節により苺やアボカド、ぶどうシェイクなども限定でお目見えします。
ですがここのシェイク、作る過程を見ていると、結構クリームや砂糖を入れているんですよね。追加料金でブラウンシュガーやヨーグルトを使ってもらうこともできますが、もっとヘルシーでかつ美味しいのが、フルーツだけで作る生ジュース「Apple Orange Juice」です。
1杯129ペソ(約281円)とシェイクよりも高いのですが、りんごとオレンジをその場でミキサーにかけ、何も加えない絞りたて生ジュースなので美味しいですよ!2つのフルーツのバランスもちょうどよいです。
野菜や果物が不足してるな、という時に飲むと身体に染み渡るような気がします。
フルーツシェイクは好きだけどカロリーが気になるという方、スーパーでおいしい100%ジュースが見つからないという方はぜひどうぞ。
まとめ
フィリピンでは、意外にも100%フルーツジュース(濃縮還元・ストレートとも)は高いのです。
これに対して、コーラは1缶28ペソ(約61円)、甘いジュースドリンクはミニパックで10~20ペソ前後(約22~45円前後)、ビールも350ml缶で47ペソ(約102円)と安く、どこでも手に入るので、意識していないとすぐにカロリー&糖分過多になります。
現地は暑いので、セブ島留学中についつい清涼飲料水を飲みすぎてしまったり、野菜や果物不足が気になったら、ここで紹介したものをぜひ試してみてくださいね。