本を読むことが英語上達への1番の近道!?
こんにちは、Yutaroです。
いきなりですが、読書はしていますか?
最近はスマートフォンやタブレットの普及と共に本を読む人口は減少しつつありますが、本を読むことは未だに大事な勉強方法の1つです。
How To Learn English Very Fast
上のサイトは僕が効率の良い勉強方について探していた時に目に留まったサイトなのですが、このサイトの作者は文法や単語の勉強はせずに全ての時間を読書と英語を聞くことに集中する事が1番の上達の近道だと書いてます。むしろ、英語を喋る時間が無駄とまで書いてありますね。(もちろん、僕の経験から喋ることは読むことと同じくらい大事ですし、日本人は文法と単語はしっかりやっておいた方が伸びやすいと思います。) 完全に日本人の勉強方と語学留学を否定していますが、英語を聞くことと英語の文章を読むことが非常に大事ということは同意できます。
僕も読書は嫌いではなく時間がある時に読むことがあり、本を読んだ後は心なしか少しスマートになった気がしますし、実際に結構な数の新しい単語や表現方法を学んでいることが多いです。ただ、英語の本を読む時に分からない単語や文法が多いとその都度、辞書で調べたりとストレスが溜まり続きにくい方が多いと思います。なので、今回は僕がやっている本を読む時のテクニックを紹介したいと思います。
聞く方の勉強方に関しては前にいくつかブログを上げているのでそれを参考にしてみて下さい。
まず1つ目はそもそも難しい本を読まないことですね。
上で紹介したサイトでも書いてありますが、子供用の簡単な本を最初は読むようにしましょう。慣れてくると少し難しいのに手が出したくなる気持ちも分かりますが、幼児向けから小学生や中学生向けの本に変わるだけで使われている表現、文法や単語が一気に難しくなり挫折してしまう人が多いです。
例えば、The Tale of Peter Rabbit
明らかに子供、幼児向けで大人の人が読むのは違うと感じる方が多いかも知れませんが、内容も簡単で使われている単語も中学と高校で英語を勉強した人なら知っているのがほとんどなので本を読むことに慣れてない方でもストレス無く読み続けられると思います。こちらは絵本なので英文を読む量自体はかなり少なくなるので本当のビギナーの方向けですが、絵があることで読みやすいと思います。
自分のレベルが明らかに上がってきたと分かるくらいになったら、恋愛物の小説などが読みやすいかと思います。
僕が実際に読んだことがあるのがevery dayという小説です。映画化もされているのですが、主人公Aが毎朝目覚めると違う人の体に入り込み、毎日違う人として過ごしながら1人の女性に恋をしていくというストーリーで僕は小説と映画の両方を見ましたが、お互いに良いところがあって両方とも面白かったです。
物語のコンセプトが毎日違う人の体で朝を向かえ、その人の1日を過ごすという変わったものですが、基本は16歳男女の日常の生活や人が恋に落ちていく過程が書かれているので、そこまで難しくなく内容に入り込むことができます。 僕は小説を先に読みましたが、映画化されているという事を利用して映画を先に観て内容を頭に入れて置くというのも1つの方法だと思います。なので2つ目は映画化されている本を読むです!
Harry Potter はもちろん映画化される前から日本でも小説が流行っていたりと小説から映画化されてヒットした作品はたくさんあります。
最後に本の読み進め方ですが、分からない単語等が出てきた時にその都度調べていると本を読むという事が勉強しているような感覚になってしまいます。なので、僕はなるべく意味を調べないようにして、雰囲気等から意味を予想するようにしています。
例えば、ちょっと長い文章ですが、上で紹介したevery dayから
At first it was hard to go through each day without making any lasting connections, leaving any life-changing effects. When I was younger, I craved friendship and closeness. I would make bonds without acknowledging how quickly and permanently they would break. I took other people’s lives personally. I felt their friends could be my friends, their parents could be my parents. But after a while, I had to stop. It was too heartbreaking to live with so many separations. I am a drifter, and as lonely as that can be, it is also remarkably freeing. I will never define myself in terms of anyone else. I will never feel the pressure of peers or the burden of parental expectation.
この分は比較的に簡単な単語で構成されている為、読みやすいと思いますが、僕の場合drifterという単語の意味が分かりませんでした。ただ、そこですぐに辞書等で意味を調べるのではなく話の流れから意味を読み取るようにするとストレス無く続けやすいです。
この本は主人公のAが毎日違う16歳の体に入り込んで1日を過ごすというもので、上の分ではその日ごとに体が入れ替わるのに1日だけの付き合いの親に好かれようと頑張ったり、友達と仲良くなることは苦痛でしかないと書いてあります。その流れからI am a の次に来るのはあまりポジティブな単語は来ないと予測できて、その後のas lonely as that can beからlonelyと似たような意味だともit is also remarkably freeing. I will never define myself in terms of anyone else からfree の要素もあると推測できますね。 実際に辞書で調べてみると放浪者、家などの決まった場所に留まらずに移動を続ける人という意味があり、lonely,freeから孤独に自由に生きている人という僕の予想とほとんど同じ意味となっています。
実際、辞書で意味を調べてしまった方が確実に間違った覚え方をせずに済むのですが、そうなると1つの意味に捕らわれて単語を覚えがちです。 辞書を使わないで自分の想像力を使って単語を理解しようとすると単語をイメージで頭の中に留めておくことができ、会話の途中でも出て来やすくなります。
自分の英語レベルに合った本を見つけるのは簡単な事ではないですが、勉強嫌いで生徒さんにも映画だけ観てれば英語は伸びると言っている僕でも1年ちょっとのフィリピン生活の中で6冊の本を読みました。 僕は本屋に行って最初の2,3ページを立ち読みしてスムーズに話が理解できればその本を購入するようにしています。
英語の本を読むことはハードルが高いからレベルが追いついてからやろうと思っている方が多いと思いますが、読むことで英語力が伸びるのに難しいからとやらない方が多いです。文法や単語の勉強ももちろん大事ですが、たまには休憩して本を読んでみて下さい。